なぜクリスマスケーキからいちごが消えたのか~2025年冬~
あっというまに12月も中旬。
皆さま、クリスマスケーキはどのようなご予定でしょうか。
それにしても先日、目にしたクリスマスケーキ、びっくりしました。
なんと真っ白!
これはイメージです↑↑
トッピングがまったくないないクリスマスケーキが売られているのであります。
クレームシャンティのナッペにプラスして、ちょっとした絞りがされているケーキもありますが、いずれにしてもデコレーションは自分でご自由にという、真っ白ケーキです。
クリスマスケーキの主役たるいちごは、どこにも見当たりません。
ほしければ自分でのっけてねということです。
クリスマスケーキからいちごが消えた理由
そうです。
ケーキの材料の高騰が大きな理由であることは間違いありません。
ケーキの材料の高騰はすさまじいものがあります。
例を挙げてみましょう。
①カカオの高騰
ケーキの華ともいえるチョコレートは、あれよあれよいうまに、ぜいたく品となってしまいました。
いや、もともとチョコレートはケーキの材料としては高価格帯のものではありました。
最近はさらに拍車がかかってしまった感があります。
私が使っているチョコレートも1.5倍くらいにはなっているのではないかと感じるくらいです。
チョコレートはメーカーによって、個性が異なります。
まじめに作っていらっしゃるパティシエさんは、
「うちはこのチョコレートでいく」
「このケーキにはこのチョコレートを使う」
というのを、しっかり決めていらっしゃるはず。
だから「こっちのチョコレートがが安いから変えちゃおう」とは、かんたんにはできないのではないでしょうか。
(量販店はまた別)
チョコレートをふんだんに使ったクリスマスケーキは、
「年に1度のクリスマスだからこそ特別感のあるものを」
「せっかくだからこの時期にしか出てこないぜいたくなクリスマスケーキを楽しみたい」
という、ご褒美派、こだわり派のお客さん向けになりつつあるのかなと、勝手に思っています。
➁乳製品の高騰
生クリームはもちろん、バターもめっちゃ高くなりました。
デコレーションについては、ある程度調整して、材料費を削減することができますが、バターはケーキ作りの基本の材料。
なかなか削りづらいところです。
価格帯をおさえる手段としては、ケーキの高さを少し低くするといった傾向も見受けられます。
これはふつうです。念のため。↑
クリスマスに向けてたくさんのケーキを作るお店としては、ちょっとの高さの差でも、材料費を少しでも削ることができそうです。
③いちごの高騰
なんといっても、クリスマスケーキの主役はいちご!!
その主役のいちごの高騰が一番すさまじい。
一般庶民の目線でも、12月に出てくるいちごは、もともと「お高めね~」というお値段でした。
でもね、数年前まではいちおうパックにはいちごが2段になって入っていました。
「ちょっと高いけど、クリスマスだから奮発しようかな」というレベルでした。
それが今や、いちごはパックに一段のみ。しかもお値段がぐんとあがっている。
なかなか買うのに勇気が必要です。
そんな高価格帯のいちご。
ケーキ屋さんが「せっかくのクリスマスだからね」と、ふんだんにもりもりデコレーションしていたら、そのクリスマスケーキはとんでもない価格になりそうです。
確かにクリスマスは特別だけど、やはりあまりに高価なケーキはなかなか手を出しにくい。
クリスマスケーキは、いつもよりちょっと背伸びするくらいがいいのではないかと思うのです。
というわけで、大胆にもいちごが消えてしまったのが、真っ白いケーキというわけです。
いずれにしても、いちごの量は控えめにするのが、今年のクリスマスケーキの傾向らしく。
かといって、いちご感がないのもさみしい。
だからピューレやジュレなどで、いちごを演出するという努力をされているようです。
ケーキ屋さんにとってクリスマスは稼ぎ時のはずだけど、まじめに作っていると利益があまり出ないのではないでしょうか。
で、我が家のクリスマスケーキ。
なんだかバタバタしていてノープランです。
きっといちごは登場しないでしょう。
いちごのショートケーキは、お値段が落ち着いてから作ろうと思います。
真っ白いケーキはこちらにありました。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!









