ウェールズ生まれのウェルシュケーキをフライパンで作る
日本橋三越英国展で、大人気だったウェルシュケーキ。
長蛇の列もなんのその、たくさんの英国スイーツファンがウェルシュケーキを買い求めていたのは、ついこの間のことです。実は手軽で簡単に作ることができる、ウェルシュケーキ。無性に食べたくなって、作ってしまいました。前回作ったのが4月だったので、5カ月ぶりになります。
ウェルシュケーキとフライパン
ウェルシュケーキは、名前から想像できるように、イギリスはウエールズ地方生まれの素朴なお菓子です。ほろほろとした食感と、ほんのり甘い風合いが、ミルクティーにぴったりの、美味しいお菓子です。スパイスがたっぷり入っているので、なんとなく口の中がチャイ気分(私だけかも)
このお菓子、オーブンを使わなくてもいいので、ふだん電子レンジのオーブン機能はあまり使わないのよね~という方でも、気楽に作ることができます。本来はグリドルという鉄板で焼くのですが、もちろんフライパンでOK!
確か、ブリティッシュベイクオフのマスタークラスで、ポール氏がマフィンをグリドルで焼いていたときに、メアリーさんが「家庭ではフライパンで焼いてもいいわね」と、おっしゃっていました。ウェルシュケーキも同じです。
三越英国展を参考にしたウェルシュケーキ作り
前回はシンプルに、王道のカレンツ&レーズンのウェルシュケーキを作りましたが、日本橋三越英国展で、アレンジされたウェルシュケーキをいただいたので、ちょっとまねっこしてみました。
材料は、だいたい家にあるもので作ることができます。ただ、スパイスにこだわろうと思ったら、話がちょっと複雑になっていくのかもしれません。
まずはレーズン。
今回はカレンツの在庫がなくなっていたので、レーズンだけで作りました。ああ、カレンツがほしかった・・・
ラズベリー&ホワイトチョコ。
日本橋英国展でいただいて、「おいしー」と思ったのです。
シナモンが効いているスパイスにあわせて、ドライりんご。
中途半端に余っていたものを、活用したともいえます。
ちょっと涼しくなってきたもんね~と油断して作っていたら、まだまだバターには厳しい感じでした。
生地をフライパンで裏表焼きます。パンケーキと同じ感じですが、パンケーキのように、ぷくぷくと泡はたってこないので、泡は待たないでください。
4月に作ったときは、ちょっと大きめに作ったのですが、日本橋三越英国展では、直径4~5㎝くらいのかわいいサイズで、食べやすかったのでサイズもまねっこです。グラニュー糖をたっぷりふりかけて、できあがりです。雪のようにふりつもるグラニュー糖は、ウェルシュケーキには、ぜったいに外せません。
甘いものをいただくときは、悩まずに「最高においしい状態」でいただくのが、わたしのポリシーです。
その分、量で調整すればよしとします。ウェルシュケーキは、バターをたっぷりつけていただくのが定番です。
日本橋三越英国展で、ウェルシュケーキをおいしいからといって、むやみにパクパク食べるのではなく、しっかりじっくり見つめながら食べたことが、今に生きています。また作ろーっと。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!