レモンと生クリームのデザート、イギリス発ポセットを作ろう
イギリスのデザート、ポセットとは?
本日のおやつは「ポセット」です。
おやつがないときの救世主ともいえる究極のかんたんデザートです。
ポセットとは、かなり古くからイギリスに存在するデザートです。シェイクスピア劇「マクベス」にも登場している食べ物ですが、当時は飲み物のかたちで存在していたようです。今の時代にみられるポセットは、レモンの香りがさわやかな真っ白いデザート。
材料はなんと3つだけ。生クリーム、お砂糖、レモンです。レモンと乳製品をあわせると、乳製品のタンパク質が固まるという性質を利用して作るデザートです。
余談ですが、この性質を利用して、自分の家のキッチンでカッテージチーズを作ることもできます。タンパク質のかたまった部分がほろほろとして、カッテージチーズとなります。
失敗なし、ポセットの作り方
話をもとにもどしまして、ポセットです。
実は今日はクレームブリュレを作りまして、生クリームが中途半端に余りました。
余った生クリーム165gを使って、さっさとポセットを作ったわけです。
わかりやすい分量
(3人分)
・生クリーム 200g
・砂糖 50g
・レモン果汁 1個分
・レモンの皮のすりおろし お好みで
①生クリームと砂糖を火にかけます。沸騰したら、フツフツとする程度の弱火にして3分程度、軽く混ぜながら火にかけておきます。
➁火からおろして、レモン1個分の果汁と、お好みですりおろしたレモンの皮を入れて混ぜます。私はレモン大好きなので、皮は1/4個分くらいすりおろして入れています。
③時々混ぜながら、粗熱をとります。この段階ですでにとろりとしています。
④粗熱がとれたら器に入れて、冷蔵庫で冷やします。3~4時間冷やすと安心です。
⑤好みでベリーをトッピングしてもいいし、ビスケットを添えていただくのもいいです。
私は、レモンがとにかく好きなので、レモンの皮を砂糖であえたものをトッピングにしました。
とろりとした食感なので、暑い季節でも食べやすいデザートです。
酸と乳製品の反応で作るお菓子なので、小学生の夏の自由研究にもいいのではないでしょうか。
火を使うところさえ気をつけてあげれば、子どもでも簡単に作ることができる、優れもののデザートです。
とにかく簡単だけど、さわやかでおいしい。簡単にできるので、挑戦しやすいデザート。お菓子作りはめんどうなのよね~という方にも、おすすめです。
ぜひお試しください!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました