2年半後に、オンラインお菓子教室を開業予定の東京在住50代会社員「とこかしこ」です。
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メアリーさん式プリンのカラメルソース
クリームカラメル、つまりプリンにつきもののカラメルソース。
先日、ブリティッシュベイクオフの審査員、メアリーさんのクリームカラメルを作ったばかりですが、カラメルソースの作り方が斬新だったのです。
注)私にとっては。
ふだんの私のカラメルソースを作り方はですね。
分量の砂糖と水を小鍋で煮詰めて、いいあんばいの茶褐色になったところで、色止めのぬるま湯をジュっと入れるというやり方でした。
熱くブクブク茶褐色に泡立つカラメルに、ぬるま湯をジュっと投入すると、少なからずカラメルが飛びはねる。その瞬間が小さなキッチンで緊迫感のただようひとときでありました
が、メアリーさんのカラメルソースの作りかたは、いたってシンプルなものだったのです。
カラメルソースがブクブクと熱い茶褐色になるところまではいっしょ。
ここからです。
メアリーさんは、「熱いうちにそのまま何もせず、鍋から器にカラメルをじゃーと流す」やり方でした。
えええー、そうなんですか?
色止めはありません
焦げる前にさっさと器に入れましょう方式です。
そうはいっても、失敗するとしか思えないわたくし。
というわけで、苦肉の策です。
カラメルソースの色がちょうどいい茶褐色になるよりも、かなり前の段階から鍋を火からおろし、余熱でどんどん色がついていくのを見守りまして、ちょうといい頃合いで鍋からじゃーと器に流しました。
けっこう難易度が高い作り方のような気がします。
ちなみにブリティッシュベイクオフに出ているベイカーたちは、鍋ごと水を張ったボウルにつけて、色止めをしていました。
テクニカルチャレンジのレシピには、細かいことは書かれていないので、ボウルにつける作戦はベイカーたちの判断だと推測されます。
クリームカラメル、いやプリンは、焼きがデリケートなだけでなく、カラメルソースもなかなか難しいものです。
ちょっと油断すると焦げて苦いカラメルソースになるし、びびって早く色止めすると、ただ甘いだけの色つき水になります
カラメルソースひとつとっても、プリンはなかなか難敵のデザートです。
が、
シンプルだけど繊細、上手にできたらとてもうれしい、何度でも作りたい、飽きることのない素朴でほっとする味。
それがほかのお菓子にはない、プリンのよさだと思います
プリンを極めたい
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました