2年半後に
オンラインお菓子教室を開業予定の
東京在住の50代会社員
「とこかしこ」です。
カリカリおいしいクランブルの作り方
栗のパウンドケーキを焼きました。
イルプルのレシピです。
上にのっかっているのは
カリカリのクランブル。
小麦粉、砂糖、バターなどを混ぜて
そぼろ状にしたものです。
このクランブル、
簡単そうにみえるけど
実際に作ってみると
「なんか粉っぽくなってしまった」
「カリカリ感があまりない」
「これ、ほんとに正しいクランブルなのかな」
と、思ったことがありませんか?
ちょこっと気をつけるだけで
おいしさがまったくちがってきます。
作り方はいろいろありますが
私が気をつけているポイントを
ちょこちょこっとまとめてみますね。
その①
材料はしっかり冷やす。
材料を入れるボウルも
しっかり冷やす。
クランブルは薄力粉、アーモンドパウダー
お砂糖、バターを混ぜて
そぼろ状にしていくお菓子です。
このとき、バターが溶けてしまうと
脂っこいおいしくないクランブルに
なってしまいます。
バターが小麦粉のまわりに
うすい膜となって
まとわりついていくイメージで
混ぜていくといいと思います。
よくある作り方は
よく冷えた角切りのバターを
粉のなかで切っていく方法です。
私は角切りのバターではなく
ポマード状にしたバターを
指先で粉にまぶしながら
混ぜていく方法をとっています。
この方法だと作業が早い。
材料が温かくなる前に
作業を終えることができます。
その➁
しっかり混ぜる。
なんとなくそぼろ状になってきたから
このへんでいいかな~と、
やめてしまいがちです。
まだきちんと材料が混ざっていない状態で
混ぜるのをやめてしまうと
粉っぽい残念なクランブルになります。
バターが溶けないように
早く作業をする必要がありますが
しっかりきちんと混ぜきることが
おいしいカリカリクランブルへの
近道です。
その③
しっかり混ぜるけど
やさしく混ぜる。
ぎゅっとつかむように混ぜると
ゴロゴロ塊ができてしまうので
手のひらでギューギュー混ぜるのではなく
指先で丁寧に混ぜます。
混ぜ終わったらこんな感じです。
粉の一粒一粒にバターがいきわたっている
状態です。
写真だと、ちょっとわかりにくいですね。
クランブルで焼き菓子をワンランクアップ
クランブルといえば、
イギリスのアップルクランブル
りんごの上にクランブルをのっけて
カリカリに焼き上げます。
リンゴとクランブルは相性がよくて
定番のおいしいお菓子です。
さくさく、カリカリしてて
これだけ食べてもおいしいよね、
という、簡単だけど優秀なクランブル。
脇役にみえるけど
マフィンやタルトにのせて焼くと
焼き菓子がいっぺんにワンランクアップします。
カリカリした食感で
食べるときのリズムを作りたいとき、
味わい自体にアクセントをつけたいとき、
いろんな場面で活躍してくれます。
ナッツやココアパウダーを混ぜたりして
アレンジも自由自在。
多めに作って、ジップロップに入れて
冷凍保存しておくと
使いたいときに、
さっと出して使うことができますよ。
おいしいクランブルを作って
焼き菓子をすてきに演出してみませんか?
よろしければ参考にしてみてくださいね
今日も最後まで
お読みいただき
ありがとうございました