とこかしこのお菓子作りの日々 ~セカンドステージはお菓子作りとともに~~

とこかしこのお菓子作りの日々 ~セカンドステージはお菓子作りとともに~~

人生のセカンドステージを明るく元気にむかえるために、準備を進めています。
イギリスのお菓子、フランスのお菓子を中心とした日々のお菓子作りのあれこれをつづります。

 

生地がどろどろで不安になったドーヴスファームの粉を使ったスコーン作り

 

 

ドーヴス・ファームの小麦粉でスコーンを焼きました。

 

途中で生地ドロドロ事件が勃発しました。

 

今までのスコーン作りとは、まったくちがう感覚のスコーン作り。

 

結果はいかに…。

 

 

  ドーヴスファームとは

 

ドーヴスファームは、イングランド南東部バークシャーにある農家・製粉屋さんです。

 

 

 

環境にやさしい方法で穀物を育てておられるので、安心して口に入れることができるのがうれしい。

 

ドーヴスファームの小麦粉は、日本の小麦粉のようにきめ細かいものではありません。

 

挽きが粗めで精製度が低く、灰分が多めなのが特徴です。つまりミネラルや繊維質が多い。

 

風味が強く感じられる小麦粉です。

 

わくわく感しかない小麦粉ではありませんか。

 

 

 

  ドーヴスファームのレシピでスコーン作り

 

 

ドーヴスファームの小麦粉で作るスコーン。

 

どんなスコーンに出会えるのだろうと、かなりわくわくしながら作りました。

 

 

ドーヴスファームの小麦粉の袋には、スコーンのレシピが記載されています。

 

まずは忠実に、ドーヴスファームのレシピでスコーンを焼いてみることにしました。

 

 

材料は、ドーヴスファームの小麦粉、バター、グラニュー糖、牛乳。

 

たったこれだけです。

 

レシピの配合どおりに準備した材料を、順番にあわせておきます。

最後に牛乳を加えたとき、「牛乳の量が多いけど、大丈夫かな?」と、少し心配になりました。

 

 

牛乳を加えてから、材料をあわせていくわけですが、「生地がゆるい!やわらかい!」

 

 

はっきり言いましょう。

 

ドロドロです。

 

きれいにさくっと型抜きをするなんで、とてもではないけれど無理なやわらかさです。


 

打ち粉を十分に使いながら、まとめていくのでしょうけど、あまり使いすぎたくはありません。

 

生地が扱いやすくなるくらいの打ち粉を使うと、別の配合になるからです。

 

 

ここはもうぎりぎりの打ち粉で、手をべたべたさせながら、かろうじて天板にのせることができました。

 

手がべたべたなので、残念ながら写真がありません。

 

こんなにべたべたで、いびつな形で大丈夫なのだろうか。

 

いったいどんなスコーンになるのか。

 

大いなる不安と、ほんの少しの希望を、スコーンののっかった天板といっしょにオーブンに押し込みました。

 

焼くこと15分。

 

 

焼けました~。

 

 

形はともかくとして、ちゃんと焼けているではありませんか。

 

よかった~。

 

焼きあがったスコーン、早く食べたくてたまりません。

 

オーブンの熱がとれて、スコーンが落ち着いてきたころに、さっさと紅茶をいれてティータイムです。

 

 

 

 

  ドーヴスファームの小麦粉で作ったスコーンの感想

 

 

まずは何もつけていない状態で、一口いただきました。

 

 

 

ナニコレ。

 

めっちゃおいしい。

 

外側はさっくりと焼きあがっていて小気味よい食感。

 

そして中の生地のふんわりとやわらかいこと。

 

くちどけがすばらしいスコーンです。

 

スコーンというと、なんだかんだで少し重いイメージがありますが、なんと軽い食感なのでしょう。

 

そして粉の風味がすばらしい。

 

ドーヴスファームの小麦粉は「粉ものは、どんな粉を使うかで決まる」と、言ってもいいくらい、粉のおいしさが生きています。

 

それはもう私のなかでは衝撃的なおいしさでした。

 

チップトリーの苺ジャムをつけていただきましたよ。

 

ドーヴスファームの小麦粉でスコーンを作るにあたっては、特に細かいところはまったく気にしていません。

 

粉をいじりすぎるなとか、さくっときれいに型で抜こうとか。

 

なのに、このおいしさは何なのか。

 

よく日本でおいしいスコーンの証と言われているオオカミの口なんて、どうでもいいことのような気がしました。

 

(もともと私はオオカミの口はどうでもいい派です)

 

生地のやわらかささえ乗り越えれば、ドーヴスファームを使えば、誰でもおいしいスコーンが焼けるのではないでしょうか。

 

 

 

 

日本のレシピでのスコーン作りは、それなりに生地がまとまります。

 

型抜きだって当たり前のように、きれいにできます。

 

今までのスコーンの生地作りとは、ちょっとちがうイギリスの粉、ドーヴスファームの粉を作ったスコーン作り。

 

スコーンには、まだまだ知らない世界があると、あらためて感じました。

 

 

ドーヴスファームは、販売が不定期であること、それなりのお値段の小麦粉であることなど、ちょっと手に入れにくい小麦粉ではあります。

 

でもがんばって手に入れるだけのことはある。

 

あのドロドロした生地から、ふんわりした最高のスコーンが焼きあがるとは!

 

そんな素敵な出会いが待っている小麦粉です。

 

在庫切れのときのほうが多いので、再販のお知らせ登録をしておいたほうがいいです。