ある時の目標設定が、カブと同じだったことに気付き、愛犬は自分の鏡だと実感した、

メンタルドッグコーチ シニアコーチのトコです。

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トレーナーの勉強を始めた頃、ご近所で一時預かりをされている方に、預かりっ子のトレーニングをさせて頂いていました。

私のトレーニングデビュー、一頭目は「のあ」。

のあは、陽気で明るく、人も犬も大好き。

当時、実習で勉強している内容を順に練習していきましたが、吸収早っ!

『それはもう出来るからさー、次のメニューにしてくれない?』みたいな。

わかりにくいハンドリングにも、よく応えてくれて、ありがとう。

当時、のあが私の背中を支えていてくれたように、感じます。

そして二頭目は、のあと一緒に保護された、のあのお母さん「のえ」。

自然と犬に囲まれて暮らしてきたのえが、私からオヤツを食べてくれるまでに、かなりの時間を費やしました。

人や車、人工的な音など、環境の全てが恐怖対象のようで、最初は普通に歩くこともできませんでした。

のえとの時間は、ゆっくりゆっくり進み、少しの変化も喜びに繋がることを教えてもらいました。


のあ&のえ、通称:の組。

のあの里親さまが、のえも一緒にと迎い入れてくださるという、最高のご縁に結ばれて、

しかも、大好きな自然に囲まれたところで暮らせるという。


先日、一時預かりさんから、「の組が遊びに来るから、どうぞ ^-^」と、お声がけ頂き、

ウキウキとお邪魔してきました。

「のあ~♡」と入っていくと、ルンルンと寄ってきてくれました。

のえは相変わらず、端の方で様子を伺っておりましたが・・・♡

の組のママさん、の組との暮らしを楽しそうにお話くださりました。

のあとは、マッサージセミナーやセラピードッグセミナー、お散歩練習会など、一緒に楽しんでいらっしゃるようです。

「のえにはストレスになるから・・」と、それぞれの性格を見てくださっていて、素敵だなぁと。


その中でも興味深かったのが、雷のお話。

雷が苦手な、の組。外出先で雷に気付き、慌てて帰宅すると、脱走防止のフェンスは破壊され、家の中でパニックになっていたそう。

ママさんの声がけも届かず、外に出たいとアピールするので、試しに出してみたら、落ち着いたんですって。

普通に考えたら、屋内で安心できるような工夫をするのですが、

元々外犬だったからでしょうか?の組は違っていたようです。


常識にとらわれず、の組の気持ちに応えてたから、見付けた対応策。

きっと、普段からそうなふうに接してくれてるんだなぁーと思い、なんとも嬉しい気持ちになりました。


出会ったころは、固めだった毛並みも、ふわっふわ。

換毛期のブラッシングはもう一頭できそうなくらいになると、笑ってらっしゃいました。

幸せのおすそ分けを頂き、ありがとうございました。

またいつか、会おうねぇ♡




via 犬晴れ
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