アフリカには54の国々がある。しかしながら、日本も欧米も、アフリカの国々を、一色端に捉えていると思う。一口にアフリカと言っても、多種多様なのだ。ただ、20世紀半ば迄、ヨーロッパの国々に植民地支配され、ヨーロッパの国々によって、勝手に、国を分けられてしまった。当時の民族や部族の分布と、国境線は、全く一致していなかったそうだ。欧米諸国が勝手に地図上に定規を置き、線を引いて国境線を決めてしまった。また、奴隷貿易では、奴隷の確保の為に欧米諸国が、アフリカの部族に、他の部族を襲撃させた。それが、現在も尾を引く、民族や部族の対立の遠因だ。
 アフリカというと大自然、原始的な生活をイメージする人もいるようだが、その生活様式は欧米化が進んだし、野生動物も人間の生活で、その生息区域が減ったようだ。 アフリカの欧米化、都市化は目を見張るものがある。その大都市ぶりにアフリカへのイメージは覆るだろう。しかしながら、未だに古典的イメージに沿うような映像、大都市、原始的な生活、が流される事が多い。誰のためなのだろうか。もちろんアフリカには54もの国々があり、格差もある。都市化の様子にも大差ある。イギリスをヨーロッパのイギリスとは紹介しない。ドイツもヨーロッパのドイツとは紹介しない。イタリア、フランス、ベルギー、なども同様だ。でもアフリカの多くの国が『アフリカの』の言葉のあとに国名が紹介される。54の国々にへの区別を、我々はもっともっと持つべきだ。