クリスマスは、イエスキリストの生誕を祝う日である。

しかし、しかしである。 古文書を読み解くと、4世紀の頃、キリスト教内で、キリストの誕生日がいつなのか大論争があったらしいのである。つまり、4世紀時点で、キリストの誕生日は、わからなくなっていたようなのである。 4世紀当時も、当時あった文献を調べ、キリストの生誕の日を見つけ出そうとしていたようだ。さて、では、なぜ現代ではキリストの誕生日が12月25日と伝承されているのであろうか。4世紀の論争の中で、12月25日らしいのではという学説があり、さらに、12月25日は日照が長くなり始めるころで、イエスキリストの生誕にふさわしいという宗教的後付け理由で決まったようなのだ。 また、西暦はイエスキリストの誕生を0年としているが、最近の研究では、イエスキリストの生誕は紀元0年より数年ずれている可能性が高まった。また、初期のキリスト教では、イエスキリストの人間らしい一面もたくさん書き残されていたが、その後、イエスキリストの神格化が強まり、イエスキリストの人間味あふれる記述は破棄されたようである。死海文書など、奇跡的に現存している古文書に、現在とは異なるイエスキリスト像が書かれていたことから、そのような学説が生まれたらしい。イエスキリストが約2020年前、この世にいらしたことは、間違いないだろう。数々の奇跡を起こしたことも本当なのだろう。だから、2020年経った今でも崇拝され続けるのだろう。でも、死後、宗教的、また政治的理由で、イエスキリストがより神格化された面もありそうだ。

 

サンタクロースにも実在のモデルがいたらしい。東ローマ帝国(ビザンツ帝国)で4世紀頃活躍したキリスト教の司教 セント・ニコラウスである。セント・ニコラウスはたいへん素晴らしい司教で、無実にもかかわらず、死刑にされそうになっていた囚人を命がけで救い出したり、貧困ゆえに身売りせざるを得なかった家の煙突から金貨を投げ入れたりしたとの伝承があるそうだ。その金貨は煙突から暖炉へそして、偶然にも暖炉に干していた靴下の中に入ったそうだ。 現在サンタクロースは靴下の中にプレゼントを入れると信じられている。これもこの伝承にちなんでいるそうだ。

 

サンタクロースに衣装は赤色、これは約100年前、米国 コカコーラ社が、宣伝ポスターで赤色衣装を着たサンタクロースを用い、普及したそうだ。

 

なお、イエスはお名前、キリストは救済者と言う意味だ。イエスキリストご自身はユダヤ教世界を生き、ユダヤ教の信者から救済者として崇められていたらしい。そして、イエスキリストが十字架に架けられた後、弟子たちによって、キリスト教が誕生したようだ。 キリスト教では、ユダヤ教の 旧約聖書(モーゼの十戒など)も大切にしている。 キリスト教の聖書が新約聖書である。 イスラム教でもユダヤ教の旧約聖書、キリスト教の新約聖書を重んじ、それに加え、コーランを信教のよりどころにしている。