日本語教師養成課程 で 避けては通れない分野に「音声学」がある。 母音 子音 有声音 無声音 などなど 聞いたことはあるが、深くは知らないことばかり。中学生の時英語の授業で、英単語の発音を習う時、舌の位置、口の開け方などを習ったが、まさにそれを日本語に当てはめる。中学の時、英単語の発音は超がつくほど苦手 嫌い分野だった。左耳難聴も言い訳に、難聴で、聞きわけなんて無理と、食わず嫌いのように毛嫌いし、しっかり学ぼうとしなかった。そんな状態で、日本語教師養成課程の 音声学 の DVDを観た。 意外や意外、面白い。 やっぱり、日本語の発音の際の 口の開け方 舌の位置について学ぶことは、どうも好きになれないが、でも、母音の定義、子音の定義 有声音の定義 無声音の定義には、なるほどなぁと思うところがあった。ちなみに、明治時代には父音というものがあったそうだが、現在は父音は子音に組み込まれているらしい。  あまり日本語の発音を日本人である僕が深く考えることはないが、例えば「東京」は「とうきょう」と表記するが、実際の発音は「とーきょー」に近い。日本語教室では、そのようなことも教えるそうだ。「先生」も「せんせい」と表記するが「せんせー」に近い発音をする。そう言われてみればそうだなぁとはっとした。