今の学生は本当に過酷です。二人に一人が奨学金を借りています。しかし、それだけでは、学費、生活費が全く足りません。多くがアルバイトをしています。しかも、深夜まで、もしくは、信じがたいのですが、一晩中朝までアルバイトをする学生も多いのです。授業では寝てしまうことがあるそうです。仕方のないことです。全く学業に専念することはできません。一方で、大学の教育の質は低下していて、高すぎる学費に見合う教育活動ができている大学は数少ないです。しかし、大学側にも考慮すべく事情があります。日本の大学は研究開発費がほとんどないのです。助教や講師は必要な書籍すら買えません。教育にこそ政府が予算を重点配分すべきです。これでは日本の国力の低下は必至です。政治の責任でしっかりこの問題に向かい合わなければなりません。