日本語教師に成るための勉強をしていて、興味深く感じたことがありました。日本と韓国の敬語の違いです。日本の敬語は相対敬語と言います。日本の敬語には、尊敬語、謙譲語、丁寧語、美化語があり、使い分けます。そして、身内のことを、第3者に話すとき身内に尊敬語は使いません。例えば、『父がどうぞ宜しくお伝えくださいと申しておりました。』という言います。一方韓国の絶対敬語では、目上の方々にはいかなる場合も尊敬語です。同じ内容での韓国語を直訳すると、『私のお父様が宜しくお伝えくださいとおっしゃっていました。』となります。   あと、英語話者の日本語学習者が『明日会った時いうよ』というべきところを『明日会うときいうよ』と誤用するとありました。日本語では、明日のことをいう時も『会った』という形を取ります。一方英語では、同じ文では、時制の一致の原則があり、明日会うときは、となります。ただ、今や日本人の方々も、明日会うときは、という言い方しますよね。これは誤用としなくても良いと思います。