トコちゃんベルトを着ける力加減〜その①*マタニティライフ | (元)骨盤ケア教室お世話係・ちかこのブログ

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こんにちは
ブログ係のちかこです。

今回は、トコちゃんベルトを着ける時の力加減について、書いてみたいと思います。

トコちゃんベルトに限らず、「骨盤ベルト」と呼ばれるものについて
「着けない方がいい」という意見を目にすることがあります。

その理由についてみてみると、
「骨盤を締めすぎるのはよくない」とされていたりします。


そうなんです!ベルトの締めすぎはいけません!!


このことは、いつもトコちゃんベルトを購入される方には
念入りにお伝えしたいところでもあります。
でも、力加減を”言葉で伝える”というのはなかなか難しく、
伝わりにくい部分でもあるようにも感じています。

それに、これは個人的な想像ですが、ちかごろ、世間一般的には
「骨盤」が"ダイエット"や”引き締め”というキーワードと直結してしまうからなのかな、と。

そうして、ダイエット目的やカラダを引き締めたい方は
イメージ的にか、どうしても「強く締めすぎてしまう」のではないかな、と。

産後は、お産前に増えてしまった体重を早く戻したい気持ちで
 
やっぱり、ついつい「強く締めすぎてしまう」のかもしれません。

※増えた体重を早く元に戻すためには、ニッパーやガードルは逆効果ですから
 お気をつけくださいね!!(その理由についてはまた改めて...)

実際、ママ・チョイス代表きよも、最初は強く締めすぎて
ベルトに横皺が入ってしまったのだとか。
そのようにベルトに横皺が入ってしまった場合、皺が取れなくなってしまうそうなので
どうか気をつけてくださいね。
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では、トコちゃんベルトを着ける時の力加減ついてのお話の前に
まずお願いしたいことは、妊婦さんが着用するときには
必ず「骨盤高位(こつばんこうい)」の姿勢で行ってください。

これが、大前提となります。

骨盤高位の姿勢というのは、なかなか聞き慣れない言葉なのですが
「骨盤の位置を高くして、下がってきてしまった子宮や内蔵を胃の方へと押し上げてあげる」
姿勢のことです。

具体的には、仰向けに寝て、お尻の下に座布団や本などを敷いて
お尻が床から15~20センチほど持ち上がった状態で、ひざを立てます。
この状態を3~5分保ってください。

ゆったりと左右にひざを揺らしたり、安静にしたりを繰り返しながら
内蔵が胃の方へと上がってくるのを待ちます。
(その時に操体法を行えば、骨盤が整えられ、ベルト着用の効果がいっそう高まります)

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さて、基本的な話になりますが
妊娠をすると、頭の大きな赤ちゃんを産むために
リラキシンという「ゆるみホルモン」が分泌され始めます。

このホルモンの影響によって、骨盤を支えている靭帯がゆるんできます。
これは、産道を通って産まれてくる赤ちゃんを少しでも通りやすくしてあげようとする
生理的な現象です。

そして、もともと骨盤の中には、子宮や膀胱、大腸、小腸などの内蔵が収まっていますが
骨盤がゆるむと、これらの内蔵がどんどん下に下がってしまうことがあります。
内蔵が下がってくれば、骨盤もまた更に開いてくることにもなってしまいます。


あとは、週数が経って、赤ちゃんが大きく成長してきて、赤ちゃんの体重が増してくれば
ますます内蔵が下へ向かっていきやすくなります。

また、子宮頸管も短くなってしまうことがあり、切迫早産の可能性も高まります。

ゆるみ加減や内蔵の下がり具合は、その方の元々の靭帯や筋力の強さや
カラダの歪み具合などでそれぞれ異なりますが

お腹が張りやすい人などは、その傾向があると考えられます。

お腹が張りやすい人は、「横になっていれば平気」ということがありませんか?
それは立っている状態だと内蔵が下がってきてしまい
子宮が圧迫され、お腹が張ってしまっているからなのです。


では、どうしたらいいのか?


子宮を始めとする内蔵が下がりすぎてこないように、

ゆるみすぎている骨盤を、元の大きさに戻してあげて
、サラシやベルトなどで支えてあげると
さまざまな症状が改善されてきます。

改善されるさまざまな症状の例
 お腹が張りやすい 
 腰痛
 頻尿
 尿漏れ
 子宮脱
 切迫早産 など


ここで、骨盤はあくまでも、元の正しい形に戻すだけです。
サラシやベルトで支えるだけであって、
強く締めすぎたりしないようにご注意ください。

誤った力加減では別の弊害が起こるかもしれません。

ベルトという名前からは、どうしても「締める」というイメージが
つきまとうかもしれませんが、
あくまでも「支える」ように、です。

そして、まずは大前提だとお話しした骨盤高位の姿勢。

この姿勢が正しくできず、子宮やその他の内蔵が下がったまま
サラシやベルトを着用しても、効果が十分に得られずに
せっかく着用しているのに、症状が改善されないことも考えられます。

つい先日、トコちゃんベルトを病院で勧められて着けていたにも関わらず
切迫早産になり、子宮口を縫う施術をされた方がいる、という話を聞きました。

その話を聞いて、もしかしたら、その方は子宮や内蔵が下がったまま
ベルトを着用していたのではないか、と思ったのです。
(ご本人に確認したわけではないので断定はできませんが)

トコちゃんベルトは産院でも販売していることもありますが
きちんと着用指導までしてくれるところはまだまだ少ないようです。

せっかくベルトを購入しても、正しく使えないのでは
とてももったいないことだし、症状が悪化してしまうなどというのは
すごくすごく残念に思います。


それでは、次の「トコちゃんベルトを着ける力加減~その② 」では
写真を使って説明をしていきたいと思います。




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