先日、奈良の春日山にいきました。
燦々と光る太陽が目をチカチカさせるほどの五月晴れ。
でも、木陰に入ると一変、
全身が脱力するほど柔らかな空気にかわりました。
そこで、他界したおばあちゃんにもらった本をうつらうつら読んでいたら、
突然、エッ?と驚くほどの強い視線!
先には、かわいい鹿が木陰で読書中の私をじ~っと見つめているのでした
なんだいなんだい?って緊張してると、
颯爽とこちらに近づいて来るんです
妙にドキマギしちゃって、私、思わず知らんぷりして本に視線を落としてしまいました。
そうしたら、ふわっと私の間近を横切って、
そのまま山奥に消えていってしまった鹿。
再び静寂が戻ってきたけど、
私の顔はなんだか火照っていました。
イルカと会ったときも、こんな気持ちになったなぁ、と思い出しました。