あまり洋服に頓着のない私ですが、
そんな自分にも、お気に入りのブランドがあります。
それは、私が関西に住んでいた頃から
南船場のお店に通っていたURBAN
RESEARCH
。
他のブランドの新作発表会には、重い腰がさらに重くなる私ですが(笑)
ここは別。
好きなんですよね、素材の使い方や可愛く崩したフォルムが…
毎回プレスルームに足を運ぶたび、
幼い頃、友達のおもちゃ箱を覗いた時のワクワクした感じが甦ります。
それは、プレスの皆さんからポロポロと溢れる
なつかしき関西弁が聞けるという、心地よさもあります。
先日も秋冬の新作内見会にライター仲間のゆうこちゃんとお伺いした時、
プレスルーム自体が、大きなおもちゃ箱のようでした。
思わず旅に出たくなるような、ブーツやストール。
カップやお箸、お茶まであります。
私にとっての日常生活で
「心地よさ」を連想できる物がとても多いの。
URBAN RESEARCHは、
「環境に良い暮らし」にきちんと重きを置いていて、
「長く使える商品」っていうのに真正面から取り組んでいる感じがします。
環境について問題提起する書籍を扱っていたり、
手作業の価値を体験できるワークショップも開いています。
こういう部分が、
私の「心地よい」センサーにビビッときます。
ちょっと前まで、
「プライベート」と「仕事」は別物、と意識的に分けていた私。
「お家に仕事を持ち込まない」というルール。
---けれど、その感覚は大きく変わりました。
住んでいる場所、お家、ごはん、おやつ、身につける衣服、友達、仕事、仕事仲間、好きなお店…。
私に関わるものすべてが、私の暮らしに繋がっていて
すべて、同じところにあります。
こう思えるまで、何年かかったんだろう?
今31歳。
気持ちの良くなるもの、幸せな気持ちになる人---
年を重ねるごとに、それは少しずつ変化して、
でも着々と私の中で、重みを増しているのは確かだなぁ。