友人の出演するモダンダンスの公演、石井みどり・折田克子舞踊研究所主催「I. O DANCE FLAME」27日の回に行ってきました。舞台鑑賞も一年ぶりです。9組が出演、多様でおもしろかったです。

 ジャズダンスっぽいグループもあったし、あぁ、この感じ!と懐かしくなるような王道のモダンダンスも観られたし、ややBUTOHの要素も入ったような怖カッコいいデュオにはドキドキワクワクしたし、友人所属のイサドラ・ダンカン国際学校の演目は幻想的で素敵でした。ラストの組、すゞきさよこさんの作品も美しかったなぁ…。別日には石井登さん(石井漠氏のお孫さん)の作品があったようなので見てみたかったです。

 

 両国のシアターX(カイ)、満席になりました。モダンダンス、コンテンポラリーダンスの認知度も自分がちょっと習ってた時代よりは格段に上がっているように思い嬉しく思います。毎年開催されているみたいなので、また他の方々の作品も見に行ってみたくなりました。

 

 先日、黒柳徹子さんの「窓ぎわのトットちゃん」新装版を読んでいたのですが、徹子さんがトモエ学園の校長先生のお知り合いだった石井漠氏のスタジオに少し通ったことがあるのを知り、へぇ〜、と思っていたところでした。学園でもリトミックの時間があったし、イサドラ・ダンカンの名前も出てきます。

徹子さんは「白鳥の湖」を踊りたかったので、漠先生のところではいわゆる「バレエ」を習えないことにガッカリしたそうですが…。

 

 石井漠氏は私が通ったバレエの先生のお師匠様の、そのまたお師匠様でもあるし、偶然に高校の時にはお弟子さんの石井かほる先生の授業も受けたし、そして今、ダンカンダンスをしている友人がいる、という不思議なご縁のある私。私の心身にもそれらの要素のほんのひとかけらでも流れているのかな、なんて、何か生きる力を保てるような気がしています。

 

 石井漠氏と日本のモダンダンスの発展に関する分かりやすい記事を見かけたので載せておきます。

http://www.gendaibuyou.or.jp/topics/review/t14012200