地震の影響か、なんとなく自粛傾向で引き篭もり気味になったまま、買い物もあまりしなかったし、物流が混乱している地域もあるだろうと思うと通販も遠慮し、そんな日々であっという間に1月も終わりに近づいてきました。

 なんとか後半は久しぶりに美術展にも行って来られました。


 都心はハードル高いので、まずは市部の穴場からリハビリ…。三鷹市美術ギャラリーで開催の「和紙がおりなす日本の美」。日本橋の和紙や紙製品を販売する「榛原」さんの明治〜昭和初期のデザインなどをたくさん鑑賞できます。


このポスターにあるのも千代紙ですが、ポップだったり大胆だったり斬新なデザインがたくさん見られ明るい気持ちになりました。


 翌週はいよいよ都心。もう本当にコロナ以降何年ぶりになるのか、東京ステーションギャラリーへ。「みちのく いとしい仏たち」。



 東北各地の木彫りの山神像や民間仏の数々に圧倒されます。稚拙で素朴な、などと解説文に書かれていたりもするけれど、私はそうは思わなくて何か「完成された」ものを感じました。無駄のないすごく美しい形が見られました。