仲介しよう! | キラリ発想

キラリ発想

キラリと光るモノやサービスにはどのようなものがあるのか?
なぜ、光るものがあるのか?
特許の世界を中心に、キラリ部分を紹介いたします。

 今日は、タンブラーに関する発明(特許第6336289号)を紹介いたします。

 
●氷点下のビールは、ガラス製のタンブラーに注いで客に提供されています。

○でも、氷点下の温度をなるべく長い時間維持できるように、タンブラーを予め氷水で冷やしており、その分コストや手間が多くかかっています。


       ☆★そこで、考えた!☆★


●合成樹脂製の外容器と、

○外容器よりも一回り小さい合成樹脂製の内容器を備え、

●外容器と内容器の上部を一体的に接合し、

○外容器と内容器の間に空気層を備え、

●内容器の胴部肉厚が0.7~1.3mmであり、

○外容器と内容器の他に別体で形成した合成樹脂製の飲み口部を備え、

●飲み口部は、下縁部を外容器の上縁部と内容器の上縁部とに接着してあり、

○内容器の上縁部が飲み口部の下縁部と外容器の上縁部とに挟み込んで接着されている

 構成にしました。



 ⇒ 特許発想のヒント ⇒ 早速応用してみよう!



●内容器の温度が瞬時に飲料と同じ温度となる。しかも内容器の外側には、外容器との間に空気層が設けてあるため、周囲の熱が内容器に伝わりにくいため、飲料の温度を長時間維持することができます。

○また、外容器と内容器と飲み口部とが強固に一体化でき、内容器の肉厚が薄くとも変形を防止できます。


本日の特許アプローチ
 

 ・仲介する



★タンブラーを予め氷水で冷やす必要があることが課題です。

☆この発明は、飲み口部を介して外容器と内容器と一体化することによって温度維持だけでなく変形防止もできるようにしています。

 


東京の特許事務所から特許・意匠・商標支援の弁理士が書きました。