2024年7月4日(木曜日)
 
本家(造り酒屋)の当主のお葬式のため下の弟の運転で宇多津へ向かいました。
 

大鳴門橋

 

写真を撮ると弟が

「明石大橋でなく鳴門大橋を撮んや~」

 

世界一の吊り橋、明石海峡大橋とはいえ大阪在住の私にとって珍しくないからかなぁ?

淡路島を過ぎていよいよ四国に近づいたとの思いで撮ったように感じます。

 

 

弟がトイレ休憩に立ち寄った府中湖パーキングエリア

 

府中湖は坂出市

丸亀市の救急車が止まっている。

 

坂出、丸亀

もう着いてるやん。

 

モテナス

たしかに私も宇多津ではもてなしてもらった記憶しかないなぁ照れ

 

家を出てから3時間ほどで着きました。

葬儀の前にお昼ご飯

 

 

 

 

 

うっかり食べてしまった途中の写真ですみません。

580円だったか?お肉いっぱいで美味しかったです。

 

父方の祖父母が宇多津出身です。

父は大阪生まれ、父の姉までは宇多津で生まれています。

私は祖父母と一緒に住んでいました。

なので訪ねてくる親戚は宇多津ルーツの人がほとんどでした。

 

 

今回の本家の当主T.Tさんの死去で、私にとっての宇多津が終わるような気がしています。

 

 

宇多津には子供の頃、家族でお盆のお墓参りなどで行きました。

大混雑のフェリー(神戸↔高松)の思い出いっぱいです。

(十数年前、同じフェリーのあまりの閑散ぶりに涙が出ました。)

 

お婆ちゃん子だった私は、他にも祖母にくっついて滞在したり、法事に参加したりで温かい親戚達の思い出が折々にあります。

 

故人T.Tさんが結婚したのは昭和46年とのこと。

それ以前は東京でお役人をしていたのかT.Tさんとの記憶はそれ以降になります。

 

最後に会ったのは2007年の父のお葬式。

考えてみれば合計10数回しか会ってないと思います。

 

時折マスコミや印刷物でも紹介される人でした。

水分保持成分ライスパワー®No11を発見したり会社の社長として忙しい人でした。

それでも人生の要所要所で従兄弟の娘の一人に過ぎない私にも時間をくれました。

 

家族連れで行った時だけでなく、大学の頃友達と立ち寄った時もたっぷり時間を割いてのおもてなし。

私の結婚式にも大阪まで来てくれました。

その際、

「僕は人を見る目があるけん。」

と言いながら私の夫を「間違いない。」と言ってくれました。

 

今回一緒に行った弟は大学時代に自転車で四国遍路をし、その際立ち寄ると2泊留められ、東京から来た偉いさんと一緒に宇多津ゴールドタワーを案内してもらったとのこと。

(弟には弟の宇多津があるんだぁ)

 

 

T.Tさんの変わらず美しい妻さん、小さいときチラッと見ただけの立派になった3人の息子さんたち、T.Tさんの弟のT.Mさん(故人)(よく大阪に遊びに来てくれた。)のご家族に会いました。

皆さん穏やかな私の宇多津の雰囲気の方々でした。

 

 

宇多津(香川)に行くたび穏やかな雰囲気に包まれます。

全体的に品の良さも感じます。

「なんか優しく穏やかで落ち着くね。」と弟に言うと、

「お大師さん(弘法大師・空海)の生まれたところやもんなぁ。」と。

 

そんな一言で片づくもんじゃないけど、うんうんと納得しました。

 

T.Tさんは宇多津に行くたび建設途中の瀬戸大橋の見えるところを案内してくれました。

瀬戸大橋のため本家の持っていた塩田も手放したとのこと。

瀬戸大橋の完成は感慨ひとしおでした。

 

 

帰りは瀬戸大橋で

穏やかな穏やかな瀬戸内海に癒やされつつ(車中から)

 

 

 

与島パーキングエリアから

 

 

 

 

 

瀬戸大橋(車中)

 

小さい頃から好きなかまど

 

 

 

瓦せんべいも好きだったけど今の私の顎にはキツいです。

代りにやっぱりうどんを買って帰りました。