道ばたにある日突然 彼岸花 を見つけました!
なんとぼんやりしてた私でしょう!![]()
天上に捧げるように咲く彼岸花の季節
春の桜と同じくらいに妖しい華。彼岸花・・
昔の人には悲しい華、と映ったようです。
例えば 中原中也 の詩・・・
盲目の秋
風が立ち 浪が騒ぎ、
無限の前に腕を振る。
その間、小さなくれないの花が見えはするが、
それもやがては潰れてしまふ。
風が立ち 浪が騒ぎ、
無限の前に腕を振る。
もう永遠に帰らないことを思って、
酷白な嘆息するのも 幾たびであろう・・・
私の青春はもはや堅い血管となり、
その中を曼珠沙華(ひがんばな)と夕陽とがゆきすぎる。
それは、しづかで、きらびやかで、なみなみとたたえ、
去りゆく女が 最後にくれる笑(えま)ひのように、
厳かで、ゆたかで、それでいて侘しく、
異様で、温かで、きらめいて胸に残る・・・
あぁ 胸に残る・・・
風が立ち 浪が騒ぎ、
無限の前に腕を振る。
中原中也の詩
なにか、言葉を失ってしまう、そんな悲しさ、胸に迫る詩です。
若い頃の私だったら、
中原中也の詩に 共感すること多く、
胸かき乱されたことでしょう・・
でも、歳を若干?かなり?重ねてきた今、
また違う見え方ができてきました。
彼岸花の不思議さに神秘さ、温かさに胸が躍ります!
彼岸花は中国からやってきた帰化植物だそうです。
多年草で、9月お彼岸の頃花が咲く。
葉がない状態で、茎から地上にぬっと花を咲かせる。
開花後は、突然葉が伸びてくるけれど
翌春には葉は枯れてしまう。
秋まで・・何も生えてこない!
彼岸花、私には、茎や葉が、花を咲かせるために
一年間、地下で一生懸命支えている この花の姿が
とても、すばらしく思えrます。
花の見えないところでの努力を感じます。
だから見飽きない・・・。
韓国では
サンチョ「相思花」というそうです。
「花は葉を思い、葉は花を思う」・・・
そう、花と葉を同時に見られない!
田んぼのあぜ道の彼岸花。
子ども達が登校する側で 風に揺れて咲いている。
天上を見上げながら、大切な何かを天にも届けるように・・・
私たちの原風景となっている彼岸花。
みなさんの 家の近くにも
彼岸花がたくさん咲いていますか~?(^~^)

