今回JALパックの旅行中に父がパスポートを盗難にあいまして…

 

♥参照記事→大変!イタリアコロッセオでパスポートを盗まれた!スリの手口と対策

 

その後の対応について書いておきます

国や地域、状況によっても違いますが

何かの参考になれば幸いです

 

 

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1.警察へ盗難届けを提出

 

盗難にあった地域の警察署へ盗難届けを提出します

盗難届けは日本人向けに

イタリア語ですが日本語でふりがなが振ってありました

 

これは仮のパスポート発行の際に必要となります

 

2.渡航書を発行するために必要な物を揃える

 

イタリアの場合は

ローマの日本大使館

ミラノの日本領事館

のどちらかで申請する必要があります

 

私たちはローマで盗難にあったのですがそれが金曜日で

次の日からフィレンツェに移り

最終的にミラノから帰国する行程だったため

ミラノの領事館で申請をしました

 

大使館や領事館の指示に従いますが

私たちが揃えるよう言われたのはこちら

  • 戸籍謄本または戸籍抄本
  • 身分証
  • パスポートサイズの写真2枚
  • 警察で発行した盗難届け

 

身分証は運転免許証を持っていました

パスポートのコピーも持っていきましたが

どのように活用されたのかは不明です

 

パスポート写真は運良くフィレンツェの泊まったホテルの

すぐ近くにたまたま写真館があったため

そこで用意できました

 

駅などでも意外とスピード写真の機械を見つけましたが

全てイタリア語でとなると難しいかもしれません…

 

幸い私たちはパックツアーだったため

この全ての行程を添乗員さんや現地のスタッフにアシストしていただけました

JALパックさまさまです

 

もっとも大変だったのが戸籍抄本の取得です

私たちは家族で旅行に来ていたため

取得するのには大変苦労しました

 

本来は原本が必要ですが不可能なので

日本から代理で取得してもらった後

ミラノ領事館へ直接FAXで送ってもらう

という方法をとりました

 

 

3.大使館や領事館で申請&受け取り

 

書類を揃えて申請します

 

事前に電話連絡をしていただいていたので

スムーズにいきました

 

申請から発行までは最短で3時間とのことですが

念のために出発前日の午前中にミラノ入りして

申請を行いました

 

ここでパスポートを発券することもできますが

早くできそうな渡航書にしたため

金額は現金のみの支払いで20ユーロです

 

私たちの場合は発行までは4〜5時間ほどだったと思います

混雑具合にもよるようです

 

 

 

(4.保険の手続き)

 

海外旅行保険に加入している場合は

おそらく保証の対象になると思われます

 

動揺していたとしても

渡航書発行に使用した経費の全ての領収書は捨てずに保管して

日本に帰ってから電話で問い合わせましょう

 

私たちの場合は

ヴェネツィアからミラノへの電車代やタクシー代

渡航書の発行代

現地ガイドのアシスト料金(1時間90ユーロ×2日分)

などが対象になる見込みです

 

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韓国以外の特にスリが多い欧米へ行く際は

今度から万が一の時に備えて必ず

  • パスポートコピー
  • 身分証
  • パスポート用サイズの写真2枚
  • 戸籍抄本

を持ち歩こうと心に誓いました!

 

 

それからこういうハプニングが起こった時に

両親を引き連れて言葉もわからない国で

全て自力で調べて手続きしなければいけなかったかもしれないと思うと

色々と制限は多くなってしまいますが

今回はパックツアーにして本当に良かったと思いました。