面白いことに、

わたしのサロンにいらっしゃる方には、

こんな方はいないのですが……

 

 

 

 

肩こり、腰痛をはじめとするカラダの不調に

長年悩まされている方の中に、

こんな風に言う方がいます。

 

 

ストレスが原因だと思うから、

仕方ないんですよね……

 

 

 

自律神経が原因だって言われたから、

もう治らないと思って……

 

 

 

申し訳ありませんが、この台詞を言う方は、

その状況に満足している方だと思っています。

 

 

満足、というと少し語弊がありますが、

すくなくとも「その状況でなければ困る理由がある」のだと思っています。

 

 

良く言えば、

その状況により自分を守っている

ということになります。

 

 

(これ、「痩せられない」と言い続ける人も同じ。

「痩せられない」と言い続けなければいけない理由があるんです。)

 

 

 

ストレスが原因だから、

仕方ないから、

これからもストレスいっぱいの中にいて、

不調を訴えながら生きていくほうが都合がいい。

 

 

だから、「〜できない」、「〜しにくい」、

という理由をつけて自分に制限をかける言い訳にできる。

 

 

不調を訴えることで

「大変だね」「大丈夫?」「無理しないでね?」

と言われることに安堵感を覚えていられる。

 

 

ネガティブ発言が会話のツールになっている。

 

 

と、いう理由が根底にあることに、

気がついていないんですね。

 

 

自分がもってる不都合なモノを、

フル活用しているということなんです。

 

 

自分でそういうことを知っている上で、

うまく使える方は、うまく使っていただいたらいいと思います。

 

 

そういう方は、上のような例に当てはまったとしても、人のせいにしませんから。

それはそれで、自分軸なのかな、と思ったり。

 

 

一方で、自覚のない場合、

「人のせいする」のが、

わたしは好きではないのです。

 

 

よくあるのが、

 

 

(誰々が)〜してくれないから、

ワタシのストレスが……

 

 

ってやつですね。

 

 

 

すっごい他人軸。

 

 

 

「あなた」は、どこにいるんでしょうか?

 

 

 

あなたは、どうしたいんですか?

どうなりたいんですか?

 

 

少なくとも主語が

「ワタシが」「ワタシは」

にならない限り、

カラダもよくなりにくいと思います。

 

 

「ワタシは、あなたに○○して欲しい」

も、ナシですよ。

 

 

「ワタシは、○○したい」

 

 

じゃないと、だめです。

 

 

 

わたしにも似たようなことがありました。

 

 

 

一時期、「忙しい」を理由に、

いろいろ避けていたんですね。

 

やりたくないことや面倒なことをやらなくていいように、

良い言い訳として持っていたアイテムが「忙しい」でした。

 

 

今は「忙しい」を理由にしなくても、

やりたくないことはやりたくない、

と言えるようになってますが、

そうじゃない時期があったんですよね。

 

 

「○○が、忙しいから」

 

 

と、○○のせいにしていたんですね。

 

 

主語が「わたしが」ではなかった。

○○に失礼なお話です。

それに気づいたから、よかったと思っています。

 

 

 

さて。

 

 

 

あなたの主語は、

あなたですか?