センター試験は、なんとなーく手応えがあった。
風物詩と違わず、新聞を広げながら、自己採点した。
 
 
センターから1ヶ月。
2次試験のため、東京へと向かう。
(わたしの実家は三重)
 
  
看護師の国家試験なんて全然覚えてないのだが、
 
 
大学入試の2次試験は日付まで覚えている。
やっぱり、一大イベントだったらしい。
 
 
2月25日に筆記試験。英語と小論文。
26日は空いて、27日に面接。
 
 
24日に東京に着いて、前泊。
この日の夜、ホテルで泡風呂に入って、
泡が増え過ぎて困った(笑)
 
 
父が電話をくれたけど、泡風呂の報告をしていた。
 
 
今思えば・・・
両親、わたしのギャンブル
止めなかったね。
すごくないか?
 
 
言っても聞かない人間ではあるけれど。
 
 
そんで、25日。
英語と小論文。
 
 
2次試験がこれだけ、という楽さで選んだようなもの。
とはいえどちらも、たいして得意でない。
英語に至っては、5教科で一番苦手だった。
 
 
でも。
 
 
この日、ほんとうにミラクルだと思った。
 
 
試験問題をみて、一瞬かたまった。
こんなことってあるのかな。
 
 
英語で書かれているけど、問題の内容は日本史だった。
小論文の出題も、日本史がらみだった。
 
 
わたしの、大得意分野。
 
 
あ、わたし、ここに来ていいんだ。
そんな感覚。
 
 
うわぁ〜
うわぁ〜
 
 
と思いながら回答していた。
 
 
 
わかる・・・
わかるぞっ!!
 
 
って、飛行石の碑文を読むムスカみたいな感じだった。
まさに。
 
 
勢いで問題を解いた。
 
 
この日で、入試は終わったようなもの。
あとは面接だけ。
なるようにしか、ならん。
 
 
夕ご飯に、お茶の水あたりの回転寿司でお寿司を食べた。
(ひとりで入るの、平気(笑))
 
そういえば、あのときの回転寿司屋さんは、いつの間にかなくなっている。
 
 
 
夜、また泡風呂で遊んだ。
 
 
 
続く。