自分に正直がいちばん、と前回書いて、
あ、そうそう、と思い出すのが、大学受験のこと。
 
 
大学へ行くことは、わたしにとっては
 
 
実家を出ること
実家から遠くへ行くこと
 
 
という意味合いが90%だった。
 
 
だから、大学選び自体が、
 
「自分が何をしたいか」ではなかった。
 
(今、思えば、「自分中心」で考えてなかったってことになる。)
 
 
理由付けと消去法で選んだのが、
東京医科歯科大学医学部保健衛生学科看護学専攻
という呪文のようなところ。
 
 
選んだ基準は
 
・東京に行きたい
・国立(学費は自分で出すつもりだったので)
・2次試験がラク(英語と小論文だけだった)
・看護師なら、まぁ、メシの種にはなるか・・・
 
こんなもの。
 
 
高校受験はなんだか楽しくてすごく勉強した記憶がある。
(中学校が好きじゃなかったから、高校へ行くのがとにかく楽しみだった)
 
 
が、
 
 
大学受験のときは、
実家から出たい気持ちは強かったけれど、
大学自体へのモチベーションがないせいか、
勉強する気がほんとうに起きずに結構困った。
 
ダラダラしていて、弟に怒られたことがある。
(親は「勉強しろ」は言わない人たちだったが。)
 
日本史が大好きだったので、日本史の勉強ばかりしていた。
 
ほんとうは、日本史や考古学の研究ができる大学も選んでいて、最後まで2択にしていた。
 
 
出願直前に担任に
 
「先生、やっぱりわたし、どうしよう・・・」
 
と聞いて、
 
「オマエ次第やからなぁ。」
 
と、全うな解答。
 
「うん、そうだよね」
 
と、結局「実家を出る」且つ「メシの種になる」を優先した。
 
 
オオモトのところで、たぶん、わたしは自分に嘘をついた。
たくさんの理由で固めて、納得させた。
 
でも、
 
そこから先は嘘はつかなかった。
 
 
試験を受けるのに、お金が要るっておかしくない?
 
と思ったから、私立はひとつも受けなかった。
 
国立前期1本勝負。
ギャンブラーヽ(¯▽¯)ノ
 
 
模試は最高でD判定でした。
しかも2次試験はラクとはいえ、苦手な英語。
そんなんで、よく1本勝負しようと思ったな、わたし(笑)
 
 
センター試験はほとんど覚えてない。
雪が降ってた?気がする。
 
やっぱり日本史だけは楽しく試験を受けていたと思う。
 
 
長くなってきたから、
続く。