萬葉抄風流韻事【ブログ版】十五 湖ノ1 霞ヶ浦
この前山の歌で筑波山やったじゃない(*'▽')
地元だからね(^。^)y-.。o○
それだったら
霞ヶ浦を詠った歌ってあるのかな(*'▽')?
古代の霞ヶ浦は湖じゃなくて
海として見られていたんだけど
実はあるんだよ(^。^)y-.。o○
どんな歌なの(・・?
原文
比多知奈流 奈左可能宇美乃 多麻毛許曽 比氣波多延須礼 阿杼可多延世武
読み
常陸なる 浪逆(なみさか)の海の 玉藻こそ 引けば絶えすれ あどか絶えせむ
(作者不詳・巻14・3397)
訳
常陸にある浪逆の海の玉藻は
引くと切れてしまうが
二人の仲はどうして絶えようか
浪坂の海って言うのは
今の潮来辺りからの呼び名なんだ(^。^)y-.。o○
じゃあ地元辺りは?
信太の流海(^。^)y-.。o○
場所場所で呼び方が違うから
逆に場所を特定しやすいんだ(*'▽')
こんばんわ(^。^)y-.。o○
またヒイキ的に地元の歌でした
風の異邦人を書く時に主人公がタイムトラベルするのに
平安時代と現代をどうつなぐか考えている時に
ボクの実家あたりでの呼び名が信太の流海であったことを知りました
信太と言えば信太の森の葛葉
葛葉と言えば安倍晴明と
パズルが組み上がっていったのは昨年の事(´ω`)
この呼び名は常陸国風土記にも出ています
興味ある方は地元の古代の名前とか調べるのも楽しいかも(;^ω^)
古代の霞ヶ浦
今日も読んでいただきましてありがとうございました