そうか、わたしの優先順位は

仕事相手の人よりも下なんだね。

あなたの友達よりも下なんだね。

わたしもお客さまのはずだけど、

きっとわたしよりお金を払ってる人より下なんだね。

 

わたしが長々と連絡しすぎたせいかな。

逆に連絡しなさすぎたせいかな。

わたしが出来が悪いせいかな。

 

だから、返事が来ないんだ。

だから、連絡が取れないんだ。

だから、約束もできないんだ。

 

みたいに、特定の誰かから連絡を待っているとき、

その連絡が来ないとき、

それでいて、別の誰かには連絡を取ってるんだって分かったとき。

 

特定の誰かに対しての、

自分自身の優先順位って、

価値とでもいえるような何かって、

きっと大事なものではないんだ。

ってことを痛感させられて、

苦しくなったり、

傷付いてしまうような経験を、

したことがあるひともいるんじゃないでしょうか。

 

こんな経験を、私もたくさんしたことはあって、

そのたびに最終的に思うことは、

私はいつもこれ。

 

相手が何を考えているかは、

相手じゃないから分からん!

 

で、それはイコールで、

別に、相手にとってのあなたが、

優先順位低いとか、価値がないとか、

それだって分からないわけで。

 

>わたしが長々と連絡しすぎたせいかな。

>逆に連絡しなさすぎたせいかな。

>わたしが出来が悪いせいかな。

 

これも、原因とは限らない。

ただただ忙しくて、

返事を送るタイミングが取れなかったのかもしれない。

あっ返事してない、と思いつつも、

いまさら連絡しづらくて、そのまま先延ばしにされているかもしれない。

 

それってイコールで、

優先順位低いってことじゃないの?

価値がないってことじゃないの?

大切じゃないってことじゃないの?

って、まあ、言いたいところはあるでしょう。

 

でも、ただ、とにかく、

何回も書くんですけど、

分からないんですよ。

 

あくまでも、

優先順位低いとか、

価値がないとか、

大切じゃないとか、

思われてるかもしれないって、

あなたの頭の中で思っていることです。

 

別に相手の方は、

あなたに向かって言ったわけではないですよね?

直接そういうことは言えないだろうからと、

匂わせのようにSNSに書いてた!みたいに、

言いたいこともあるでしょう。

でも、だから、それすらも、

あなたの頭の中で思っていること、ですよね?

 

ってことを、冷静に考えてみると、

わたしたちは、分からないことに対して、

グレーなことに対して、

シロクロ付けたがるところがあるのではないか。

っていうのも、感じるところがあります。

 

そしてシロクロ付けたがるときに、

忘れてはいけないのは、

そのシロかクロかを決めるとき、

その色がひっくり返って欲しいと願うとき、

自分でコントロールできないことを

コントロールしようとしてはいないか?

ということに、立ち返ってみることです。

 

変えられるのは、あなたといまここからの未来です。

あなた以外の相手も、過去も、変えられません。

 

どんなに大切な存在がいても、

お仕事相手が最優先というポリシーの方もいるでしょう。

お付き合いの長さや、提供中のサービスによって、

優先順位を変えているひともいるかもしれません。

 

相手が大切にしていることを、

もし知ることができたとき

もし知らなくても、察することができたなら

あなたがどうしたいか?です。

 

それでも追いかけたいか、傍に居たいか。

あなたを大切に扱わないひと、として距離を取るか。

それはあなたが自由に選べます。

なぜなら、逆にあなたも、

自由に選ばれることができるからです。

 

あなたがあなたの価値を見失ってまで、

傍に居るべき他人って、果たしているのでしょうか。

あなたがあなたに自信を失くしてまで、

傍に居るべき他人って、果たしているのでしょうか。

 

相手のことを大切に想うあまり、

つい自分と相手が対等であることを、

ときどき忘れてしまいそうになる。

そういうこともあるでしょう。

まさに私は、このパターンで、悩むことが多くて。

 

別に、どれだけ尊敬しているひとでも、

どれだけ大切に想い愛しているひとでも、

あなたがあなたを下げてまで、傍に居なくてもいいのではないでしょうか。

 

それでも傍に居たい、付いていきたい、

追いかけたい、というのならば、

私はもう何も言いません。

有名なあのひとの傍に居られれば。

わたしにはあのひとしかいないから。

何かしらの利害関係の一致があったり、

どうしようもない想いの一つや二つも、

生きている中ではあるものです。

 

ただ、あなたがあなたの価値を

他人よりももし下げながら接している相手がいるのなら。

いまあなたが感じている尊敬も、憧れも、

ときめきも、いとしさも、切なさも、

満たされなさ・不足感がMAXに達したら、

ぜーんぶ地獄の憎悪に変わる日がやってきます。

 

わたしはこれだけ大切に想ってきたのに!

たくさん連絡したのに!たくさん応援したのに!

わたしを見てくれなかった!

わたしを大切にしてくれなかった!

ひどい!人でなし!鬼!悪魔!

わたしがあんたを大事にしてきた時間やお金を返せ!!

とかね。

 

まあ、ええ、これ、

私も経験済みなので書いてみたのですが、

見返りを求めずに追いかけていたはずなのに、

いつのまにか見返りを求めてしまっていた、

って、こんな感じなのかなって。

 

これを読んで、

ギクリ、としたあなたもいますか?

わたしはこんなこと思わないよ!

って、思ったあなたもいますか?

まあ、この憎悪を経験しますと、

一言で言うとめちゃんこ苦しいんですよ。

 

で、この感情には、対策があります。

それは、あなたがあなたを一番大切にすることです。

 

自分のことを差し置いてでも、

追いかけてしまう誰かがいるとき、

ついつい自分自身のことを、蔑ろにしてしまうんです。

そこに、満たされなさや不足感が現れます。

その気持ちを、追いかけたい相手に満たしてもらおうとします。

んで、相手のことはコントロールできないわけなので、

満たしてくれることもあれば、満たされないこともあります。

それにキレても腹が立っても、相手は変えられないわけです。

あなたがあなたを一番追いかけていれば、

あなたがあなたに一番目を向けていれば、

あなたがあなたを一番大切にしていれば、

誰かに満たしてもらう必要はなくなる。

 

それはイコールで、相手を大切にしなくてもいいわけではない。

相手にしてほしいことを、

言ってもらいたいことを、

まずはあなたができることから、

あなたにしてあげるんです。

 

 

ほめてほしいなら、あなたが一番あなたをほめよう。

大好きと言ってほしいなら、あなたが一番あなたに伝えよう。

本当は、あなたがあなたの価値を一番分かっている。

誰かにあなたの価値を決めてもらうんじゃない。

あなたがあなたの価値を認めていい。

 

頭でぐるぐる考えるより、

書いて言葉にしてみると、

どんどん出てくるから。

 

ささやかなこと、とか、思わなくていい。

誰かが認めてくれないとか、

連絡くれないとか、ほっとけ。

あなたがあなたに堂々と生きてていいのです。