私は、話したり鑑定をしていると、超感覚派だなと感じています。
はい、ここでばーん！っといってー、
ずばばばー！っと流れるようにー、
はいどーん！ってさぁ！！
みたいなこと、平気でめっちゃ言ってるｗｗ
「アレ」という一言にあらゆる意味を込めようとしているｗｗ
と、日常茶飯事で論理派を困らせつつ、
文章はどうも、感覚派にはあんまり見えないらしいんですよね。
不思議（マジで
どうしてこういう状況が生まれているのか考えてみたら、
私は本当にたくさん、感覚を言語化することを繰り返してきたからかもしれない。
と、いう仮説に辿り着きました。
サイバーパトロールの仕事をしていた頃、私は「怪しい・疑わしい対象が直感で分かる」という謎のスキルを持っていました。
（※仕事内容だったりで程度はあります。大得意な部分ではどこまでも強かったです）
でも、「怪しい」だけでどうにかすることはできないんです。
当時は正直、カンが当たっても諸々から訴訟リスクがあり、
カンが外れてミスとなっても訴訟リスクがある環境。
で、カンが当たってるのにそれを採用しないと被害が出るリスクもある、
とか、動いても動かなくてもリスクはある。
なんて、いま思うと精神的に負荷は重たかったなと振り返るところです。
その職場のルールとして、
「どの点からキミが"怪しい”と感じたのかを述べよ」
といった判断の根拠を、1件ごとに書き残しておく必要がありました。
訴訟リスクに備えて、といいつつ、
「こっちはルールに則って対応していたんですよー！」ってことを記録しておくためのもの。
1日で100件以上対応した時期もあり、
年間約120日休みがあるとしても、
最高で（365-120）✕100✕10
・・・え、なんかすごい数じゃない？？
もちろん、全部をフリーハンドでタイピングしていたわけではなく、
コピペしやすいようにテンプレも考えつつ使いつつでした。
それでも、コピペしてたから、と言って、
コピペが原因で案件を取り違えた、誤判断した。
も、訴訟リスクに繋がる重たいミスに。
タイピングする時間は省いても、その案件で判断根拠がブレていないか、
状況確認しながら文章をいじる、ということも日常茶飯事。
時には、「どういう言葉にしたら、この判断の妥当性が伝わるんだろう？」といった状況もありました。
そういうときは、
怪しいのに、怪しさを証明しきれないとき。
これだ、って言える根拠があともう少し欲しいとき。
判断を決めきるのに自信がないときもあれば、あと一歩背中を押してほしいときもありました。
こういった状況のとき、やっていたことがあります。
・全部情報を集めた、チェックした、と思っても、
「他にまだ見てないところある？」と、あるを見る
・一つ一つ要素を確認して、
「あとはこういう情報が確認できれば、進展しそう」を、
「あれは？」「これは？」と、自問自答する
・20分悩んでも答えが出ないなら、同僚や先輩にさっさと相談する
（配属当時から、師匠的な方より口酸っぱく言われていたことでした）
後から時間の無駄だって思ったことは、何回もありました。
20分悩んだら声かけなさい、と言われていた環境では、1件10分前後で思考処理するのが当たり前。
ものによっては1件5分とか1分。
根拠を述べなくていい代わりに、その根拠の定義を共通ルールとして作っちゃって、処理速度を優先していたジャンルの仕事もありました。
そこで、判断して、相談もして、
処理のタイミングまで計算し尽くして動き出すまで、
2時間くらい悩んだり、状況を見守ったりしたこともあったんです。
まーそのときは、ムダに頭を使っちゃったよ！なんて思ったりしたわけで。
でも、その一見するとムダな思考作業が、いまではとても大事だったんだと実感しています。
ある程度は「自分自身で考えて、答えを出す」という思考作業が必要だからです。
時にはじっくり考えたいことを、じっくり考えられるようにするために、
他の案件を爆速で処理してから、2時間案件に取り組むこともありました。
「出会い頭に真正面から考えてみる」
「拙くてもいいから言葉にする」
「どういう方向で動きたいか、スタンスを決める」
そして、
「自分の辞書や引き出しの中に答えがないなら、情報を取りに行ったり、相談することも検討する」
「自分の想いを通しつつも、環境のルールを尊重する形で動けるポイントを探る」
こういうことを続けてると、
最初は時間がかかる、時には他のメンバーに仕事をお願いして負担を増やしちゃう。
あーごめんなさい、罪悪感。しょぼん。
みたいなことがあっても、
しっかり向き合って考え、答えを出すことを繰り返すうちに、
次から本当に、劇的なくらい思考スピードは上がるし、思考自体がクリアになっていきます。
今回は、
感覚派は言語化が苦手、と言われている。
って意見を見かけて、んんー？と思ってのブログでした。
慣れと質問と多方面から。
私も今一度、この習慣は続けていきたいなと振り返りつつでした。
まあ、オチとしては、
「で、どうしてキミはそもそもで、イレギュラー部分のこれを調べようと思ったの？」
「なんとなく！怪しいと思ったから！( ・`д・´)ｷﾘｯ」
「え・・・（謎なものを見る目で見られている気配がする）」
「・・・あいや、この方向性から見たら怪しさを証明できるかしら？と思ったら、ネタ取れたからです！」
みたいなやりとりもありましたけどね☆
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