なぜあなたは、
がんばってるあなたに、
「がんばってるね」って言えないんだろう?
生きてるだけでがんばってるのに。
 
なぜあなたは、
がんばってるあなたを、
「惨め」だと感じてしまうんだろう?
幻想で思い込みなのに。

 

こう久々に問いかけたくなった、

お客さまとのお話からブログを書いてみる。

 

帰る時間が不規則な仕事。

周囲も雑談する気力は薄れてる帰り道。

電車に揺られて。
バスに揺られて。
窓の外は真っ暗。
 
がんばってる。
目の前の誰かのためにがんばってる。
がんばれてないときは、
がんばれてる人を見ては落ち込んで。
がんばれてるときには、
がんばれてない人から比べられて。
 
って、ループにいる人と、話したことがある。
そして私も、これを繰り返してたことがある。
月に20〜60時間残業してた頃、
残業のピークは確か夏頃。
 
夏って陽が高くて、結構遅い時間でも夕陽が見られる。
そのはずが、
一日2時間残業はもはや当たり前で、
会社を出る頃にはいつも外が真っ暗。
 
「夕陽を見たい」
これが毎日のループを変えたかった、
結構ささやかでも大きな願いの一つだった。
 
今思うと、一日休みの日なら夕方に見れたはずなの。
割と休憩時間は自由だったから、
夕方の時間に夕陽を見ることだって、
やろうと思えばできたはずなの。
 
もう、作業と作業の合間に休憩するとか、
それを夕方の時間帯に持ってくるとか、
器用にできないところまで、
追い込まれてたんだなって。
 
苦手で大嫌いな仕事を、
大好きな仕事をする代わりにガマンして続けてた。
直属の後輩や委託社員さんに仕事を教えないといけなくなったら、
自信を持って仕事できてる時間がどんどん減った。
 
本当は、私が私自身に、
「苦手だよねえこれ。神経使うよねえ」
「でもがんばってたよねえ」
「今日もミスなく終われたじゃん」
「今日も訴訟は避けられただけですごいよ」
(※ミスしても、してなくても、訴訟リスクが常にある仕事だったのです)
「今日もがしがし仕事教えられたよね。大丈夫、伝わってるよ」
って、私に言葉を掛けてあげられたらよかったのだ。
 
私思ってたもん。
「できて当たり前だよね」って。
 
ベテランとビギナーが二分化し始めてた部署で、
私はもうオープニングスタッフに近い古株だったから。
苦手なものを苦手とか言っても避けられないし、
私以外のみんなは大変って言いながらこなしてるし、
できてることが当たり前だよねって。
 
がんばるのが当たり前。
がんばってるのが当たり前。
真っ暗な夜に帰るのもしょうがないよ。
同僚だって先輩だって、みんな長年そうしてきたし。
 
それで褒めてもらおうなんて、甘くない?
って、私に私が一番塩対応してたんですよ。
 
で、そのくせ、
がんばれてなかったら、今度は責める。
 
どうしてこれくらいもできないの?
どうして何回覚えても不安なの?
どうしてこんなに教えるのが苦しいの?
どうして後輩の仕事をチェックするのがしんどいの?
何に対してだったら自信が持てるの?
ってさ。
 
あーもうこんなに件数あったら日付変わるよおー!
しんどいよなこれー!大変だよねこれー!
よくぞ今日もやりきったよ!すごーい!
今日は好きなの食べて帰ろ。明日はゆっくり休も♪
みたいなこと、
本当に当時、なかった。
 
正確には、自分を労ってるようで、
外側だけどうにかしようとしてたから、
どこかズレ続けたりしてた。
 
ごほうびに好きなご飯を食べてた。
もぐもぐコーピングと称して、
ストレスや落ち込みを食べて解消してた。
お気に入りのカフェラウンジができて、
本を読んだり動画を観たり寄り道しながら過ごした。
 
好きなことをしてるようで、
どこか、現実逃避してた。
 
だって、しんどさも、がんばりも、
何も私の中で消化されてなかったから。
 
ただ対処療法を繰り返してただけ。
その繰り返しで楽になるかと言われれば、
ごはんも味わうの域までいかずに食べるを繰り返し、
物を買ったら使う時間や気持ちの余裕を持てず。
 
いろんなことを試して、
いろんなことをやり過ごしてきた。
 
それでもいま、環境を変え始めている中で、
「夕陽を探して空を見上げる」ことが、
一日を積み重ねる安心感を持ててるって分かる。
 
ごほうびごはんも、
使わずとも好きな買い物も、
確かにたくさん助けてもらった。
 
それでも、
ライブ配信の合間にも、
外の仕事の合間にも、
一日の中で数分でも空を見上げることが増えて。
 
ぼんやり空を見上げるひとときで、
こんなことがあったなってエピソードを振り返り、
夜にはこういうことをしたい、って考える。
純粋に夕暮れの空がきれいだなって思える。
 
私にとってはこのひとときを、
積み重ねていくだけでも、
十分幸せだったんだって気付けて。
 
その中で自然と、自分をほめるのは特訓中だけど、
ただ状況を見つめたりとか、
認める・気付く・知ることができて。
 
気持ちが軽くなる、楽になるっていうことを、
体感し始めることができたんです。
 
 
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今年を振り返るだけで、
これからを思い描くだけで、
あなたのこれまでが見えてくる。
あなたが採用してきた価値観や観念が見えてくる。
 
がんばりやさんなあなたへ、
背負わなくてもいい言葉を手放して、
これまでと違う選択肢へ進めるきっかけを、
掴んでもらいたいなって願ってる。
 
 

 

 

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