毎度おなじみ、マイホーム建築の近況報告です
基礎工事が完了し、躯体・外装工事に移る予定日の直前に台風10号が到来するとなった時には、大丈夫だろうかと心配しましたが、開始日を延期することで回避できました

完成引渡しは、来年の1月予定なので、特段、建て方を急ぐ必要もないので、とにかく安全第一で工事を進めていただくことが良いと私も考えました

結果、長崎市にとっては、台風の道筋が良かったのか、ほとんど影響は出なかったので、通過後、すぐに

躯体・外装工事が開始しました


↓完成した基礎工事の様子が下記の写真です
1Fは右手側に2台停められる駐車場を設けるので、広くないのですが、何となく間取りがイメージできるようになりました


真ん中付近に赤い塗料で文字が書かれているのですが、ここには「防蟻施工済」と書かれています
蟻対策は、滅茶苦茶、重要ですからね

↓ほぼ、上の写真の角度から撮った写真で、通し柱がこんな感じで建てられていきます
何も無かったところに1〜2日でここまで出来ていたと思います


左奥に2階まで上る階段が見えます
積水ハウスは3、4階建ての重量鉄骨造の場合、オリジナルの『フレキシブルβシステム』という構造を取っているのですが、詳細は後半に触れます

↓次は、少し右斜めから撮影した基礎工事完了後の写真です
一番、右手前が玄関ポーチになり、少し上って左手が玄関入口です


↓ほぼ同じ角度から撮影した通し柱が設置された後の様子です
1Fの基準天井高さは2,410㎜なのですが、フレキシブルβシステム出は、他に2,210㎜、2,600㎜の計3つから、各階自由に選択することが可能となっています


↓上を見上げると2階より上は、まだ、これからのようなのですが、3階建てとなると、かなりの存在感を示す建物になるような予感がしました


ちなみに駐車場の上の部分は、狭小地で使われることのあるオーバーハングになっています

下の階の床よりも上の階の床の方が張り出すので、構造上、大丈夫なのだろうかと心配する部分があったのですが、ここの地盤がかなりしっかりしており、重量鉄骨なので全く問題ないそうです

この後、1Fの外壁取付に入っていっているようなのですが、それは、また、次回、報告します

では、テーマに戻します

現在、『誰も教えてくれない家づくりのすべて2024』(新井聡さん、勝見紀子さん著、X-Knowledge)と『住まい大全』(平松明展さん著、KADOKAWA)の2冊を参考書とし、マイホームを建てる上でのポイント等をファイナンシャルプランナーの目線も加えて、まとめていっています

冒頭で書いていますが、私たち夫婦がマイホームを建てている最中ですので、よりリアルで、為になる内容が書けるのではないかなと思っています

前回は、マイホームを建てる上で最初にして、最大のポイント、基礎工事について、確認していきました


今回は、上記しました積水ハウスオリジナルの『フレキシブルβシステム』について、もう少し詳細を見ていきます

このシステムの魅力は、間取りをある程度、自由にデザインできるという点にあります

建物というのは、1階からその上の階まで、同じ位置の1本の通し柱が下から上に、何本も建てられて造られていくというのが通常です

この常識を破り、各階で通し柱を自由に設置できるようにしたのが、このフレキシブルβシステムです
ですので、通し柱という言い方も正しくないのかもしれません

積水ハウスのホームページを見てみると分かるのですが、大きな吹き抜けのあるリビングだったり、バルコニーに繋がる開口を大きくしたり、窓を増やしたり、屋根の勾配を利用した天井にしたりと、よりオーダーメイドなマイホーム建築が可能となっています

そういう事で、建築士との間取りの打ち合わせを行う上で、要望や提案を出して、これは駄目だ、あれは駄目だと否定されることがほとんどありませんでした

もちろん、最終的に構造計算適合判定に通ることが必要にはなりますが・・

ちなみに、この構造計算について、2025年4月から建築確認・検査や審査省略制度(4号特例)の対象範囲が変わることが予定されています

簡単に言うと全ての地域において、木造2階建て、木造平屋建て(延べ面積200㎡超)の建物においても、建築確認・検査(大規模な修繕、模様替えを含む)が必要になるということになります

また、建築価格が上がる要素が出てくるということですね・・
対応てきない工務店なんかは、事業撤退に追い込まることになるかもしれません

詳細は下記URLから確認して下さい
ではでは、今日も一日頑張っていきましょう!