今年の1月1日には、ファイナンシャルプランナーや金融関係の業界では大きな存在感を示さしていた2人の評論家の方が亡くなりました

1人目が現在、長崎をテーマにしたブログで参考書として読み進めている『ビジネスの極意は世阿弥が教えてくれた』の著者、大江英樹さんです

そして、2人目が、辛口なコメントでありながら、なかなか誰しもが言えないことをスバッと言ってくれて気持ち良かった、山崎元さんです

山崎元さんについては、著書『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』『ほったらかし投資術』を読んでファンになって、長崎に講演に来られた時は、リアル参加させてもらったことがありました

先日、その山崎元さんが息子さんへ送ったという内容を元にまとめられた著書『経済評論家の父から息子への手紙』がKindleの日替わりセールに出ていましたので、否応なしに購入しました

山崎元さんの投資の考え方は、今回のブログの回で書いているようにインデックスファンド中心です
(特に全世界株式のインデックスファンド)

後は投資に対するマインドや、付き合う相手について、参考になる項目が多数ありますので、投資を始めて間もない方々は是非、一読してみることをオススメします

さて、現在の参考書は、あのベストセラー『金持ち父さん 貧乏父さん』以来の衝撃とまで書かれている、お金に関する実践的なアドバイスが満載の『JUST KEEP BUYING』(ダイヤモンド社)を読み進めていっています

データサイエンティストの能力が今、求められていると言われる中、どのような考察がされているのか、FPとして見解を広めていきたいと考えています

前回は、黄金のルールの11個目、オーナーのように考え、収益資産を買うという点を持論を踏まえ書いていきました


最初に言っておきますが、12個目の黄金ルールは見た瞬間に「マジ!?」って思いました

今年は改めて投資元年と呼ばれるくらい、新NISAの影響により、投資熱が上がっています

特に初めての方の参戦が増えている中、個別株を購入する方も増えているのではないでしょうか?

しかし、12個目の黄金ルールは「個別株は買うな!」なんです

確かに私もインデックスファンド中心で分散投資、毎月積立て等を推奨していますが、もっと投資を勉強したいと考えている方にとっては、物足りなくて、退屈なんですよね

そういう方にこそ、前回の冒頭で書いたコア・サテライト運用、これを第2段階のSTEPとしてオススメします

それと想定する運用期間の考え方が個別株とインデックスファンドでは大きく異なります

インデックスファンドは10~50年といった長期運用が基本です

一方、個別株には以下の3つの扱い方があります

①例えば取得した価額の120%を達成したら売却し、次の個別株を購入するといったように購入と売却を繰り返しながら増やしていくというもの
→成長株

②高配当の株を購入し、配当により元手を増やしていくというもの
ただし、定期的な見直しは必要
→高配当株

③個別株についている場合がある優待を目的とするもの
→優待株

最近、私の妻が買ってきては熟読して、翌日には300万円程、実際に個別株を購入していたので驚いたのですが『超★高配当株 投資入門』(かんちさん著、ダイヤモンド社)に、このあたりのことが書かれています

 

つまり、黄金のルールを踏まえ、私が考えている手順は以下の通りです


零→iDeCoで拠出上限額まで積立てを行う


壱→インデックスファンドで分散積立てを行う


弐→インデックスファンドをコアとし、それでも余裕があるならば、自分が応援したい個別株(成長株や優待株)をいくつか買ってみる


参→弐で、売却して元手を増やすことができたのであれば、高配当株を買ってみる


弐や参の段階で、思い通りにいかないのであれば、無理してチャレンジする必要はないと思います

ある程度の研究や見直しが必要ですので、それに時間を割けない方もやめた方が良いです

その場合、零と壱に回す資金を増やし、後は放ったらかしにしておきましょう

老後、必要だと感じた時に積み立てられた金額を見たら、きっと、想定以上の金額になっているのではないかなと思います


自分に投資のセンス(運の要素もあり)があるのかどうか?

これは早い内に見極めておきたいですね

 

 

ではでは、今日も一日頑張っていきましょう!