企業の決算発表が次々と行われています
その中でも大きく記事になっていたのが、自動車大手のトヨタ自動車です
私も少数株主の1人なので、興味津々で記事を読みあさっていました
今期の営業利益は5兆円超えとのことですが、これは日本企業としては初の快挙だったのだとか・・
ハイブリッド車の販売が順調で、早くから主の市場を北米や欧州としていたことに、円安が重なっての、この業績ということでしょう
今後は電気自動車や水素関連事業はもちろん、自動運転も本格的に実現できるとなれば、その成長の可能性はまだまだ、無限大と言っても過言ではないのかもしれません
今後の動向には、さらに要注目ですね
日本経済の再建を先頭に立って、期待したいところです
さて、現在、参考書とし、読み進めていっているのは、働きたい企業ランキングでも3位に入ったキーエンスにスポットを当てた『キーエンス解剖』(日経BP)になります
当参考書は、評価もかなり高い書籍のようですので、是非、隅々まで目を通して、これからの企業に必要なものは何なのかを知り得たいなと考えています
企画部と言えば社内では花形の仕事です
前回は、キーエンス内における企画担当者の役割について、参考書の内容を元に書いていきました
キーエンスの象徴の1つには「即納」があると参考書に書かれています
顧客が欲しいと思い、受注があったら、当日出荷できるという仕組み作りを追求してきたのだと言います
今年の4月から残業時間の上限規制が運送業、建設業、医師等に反映されます
また、「時間」という概念が「お金」と同等、いや、それ以上、大切な概念になってくるものと予想されます
(その更に上に「自己実現」とか「人間関係」という概念があると私は考えているのですけどね)
そういうことで、より「即納」を実現できる仕組みを持っているというのは、大きな強みになってくること、間違いなしでしょう
それを、2015年頃までに気付いていればですね
株式を購入して、今頃は10倍以上になっていたのでしょうけどね
こんな感じで、お金のことばかり考えてしまう私は時流に乗れていないです苦笑
おそらく、どのような業種であっても、この商品やサービスを提供するまでの時間を短くできるというのは、間違いなく企業の成長に繋がるでしょう
先日、『がっちりマンデー!』を見ていたら、高速道路を使った運送ではなく、船に荷物だけ載せて、港で運ぶ車や運び手を変えることで、時間短縮や人材不足を補うといったことを実現していました
素晴らしいアイディアですね
私の勤務している税理士事務所においては、昨年の10月に始まったインボイス制度、今年1月から始まった電子帳簿保存法だけでも時間を食われて大変な状況なのですが、度重なる昨今な法改正への対応が追いうちになっています
しかし、これをピンチと捉えるか、チャンスと捉えるかで考え方は変わるでしょう
これだけの大容量を逆に時間短縮で対応できる仕組みを作ることができれば、業界の中でも中心的存在になり得るでしょう
もちろん、働く時間を増やすとか、採算無視での人材多数採用等での対応では駄目ですからね
ここまで、いろいろ分かってくると、キーエンスという企業、どのようなところなのか、実際、この目で見て、社風を感じてみたいものです