この長崎をテーマとしたブログの回では、現在、『風姿花伝』の話に沿った内容で展開しています
風姿花伝は能ですが、その派生である狂言を勉強のため、先日、見に行ってきました
↓野村萬斎さんが登場したのですが、演目の『二人袴』は「このあたりのものでござる」のセリフから始まります
オーラもスバ抜けて感じました
観客側からどう見えているのか、聞こえているのか、そういったことを考えながら演じられているんだろうな~と思いました
野村萬斎さんと言えば、映画「もしも徳川家康が総理大臣になったら」が2024年7月26日に全国で公開が決定しています
気になっていた本ですし、野村萬斎さんが徳川家康を演じるとなれば、見に行かない理由はないですね
さて、この長崎をテーマとするブログの回では、長崎のプロスポーツチーム、J2リーグのV・ファーレン長崎とB1リーグの長崎ヴェルカの動向にも少し触れています
V・ファーレン長崎は新シーズンの開幕戦こそ敗北したものの、その後は、巻き返し、5月12日時点で、8勝1敗6分と好調をキープしています
↓今シーズン最終盤から運用開始となる新スタジアムの状況は写真のような感じです
ほぼ、外観は出来上がってきています
続々、隣接する商業棟に出店する店舗も決まってきていますし、後は、働く人を確保できるかどうかが最大の難関だと思います
さらに、B1リーグの長崎ヴェルカは今シーズンのリーグ戦が終了し、27勝33敗の17位という結果でした
その責任を負ってか、前田HCとの契約は満了ということで更新されませんでした
頑張ってらっしゃったので残念です
これがスポーツの世界の厳しさでしょうか?
馬場選手はアメリカに行ってしまいそうですし、来シーズンは、チームカラーがガラッと変わることもあり得るかもしれませんね
また、先日、ファン感謝祭みたいなイベントがあり、甥っ子たちが参加していたのですが、見事、サイン入りユニフォームをゲットしていました
ミスターヴェルカの松本選手の活躍も引き続き期待しています!
さて、NHK出版の100分de 名著ブックス『風姿花伝』(土屋恵一郎さん)、髙田明さん著書の『髙田明と読む世阿弥』(日経BP)と風姿花伝繋がりで読み進めた後、原点に戻り、髙田明さんの最初の自著『伝えることから始めよう』(東洋経済新報社)を読み進めていっていました
ここで、どうしても気になる風姿花伝関連書籍が発売されたため、一時中断し、経済コラムニストの大江英樹さん著の『ビジネスの極意は世阿弥が教えてくれた』(青春出版社)に参考書を変更して読み進めていっています
前回は、事業承継を考えていく中で何を一番大事にするのかを考え抜くことが大切だということについて書いていきました
著者の大江英樹先生が『風姿花伝』の中で一番好きだと書かれている言葉は下記の通りです
「住する所なきをまづ花と知るべし」
同じ場所で留まるのではなく、常に変化し続けることが芸の本質である、という意味です
手前味噌ではあるのですが、私が座右の銘としている諺の1つに「流れる水は腐らず」があります
絶えず動いていれば何かしらの進歩があり状態が悪くなることはない、という意味ですので、世阿弥の言葉と近いなと感じました
ある程度、年を重ねてくると「変化」が伴うことに、より臆病になっていきます
一般的には若い頃に比べて、心身共に衰えていきます
だから、もう変化についていけないのではないかとか、そんな体力はないよ、もう、辛いことはしたくないよと感じてしまうのです
これは年寄りすぎな発言かもしれませんが、今の自分の状態に満足してしまったら、そこで成長は止まってしまうということです
著者の大江先生は、今年の1月1日に急逝されましたが、証券会社を定年退職されて、亡くなる71歳までの間、まさに、世阿弥の言葉通りの生活をされていたように見えます
花を咲かせるのに年齢は関係ないのですよ
変化を恐れず、謙虚であり、水のように流れ続ける
私もこれからの人生、そうありたいものです
ではでは、今日も一日頑張っていきましょう!