長崎市内にある歴史文化博物館にて、4月6日から5月26日に『浦上コレクション 北斎漫画 -驚異の眼・驚異の筆-』が開催されています


私はスマホの待受けを赤富士にしているのですが、富士山と言えば、葛飾北斎の絵は素晴らしいですよね

※『冨嶽三十六景 凱風快晴』はあまりにも有名です

風景画で多くの人に感動を与えている北斎、実は、漫画も数多く残しています


展示室は写真撮影禁止ですので、興味のある方は是非、鑑賞に行って欲しいのですが、相当、見ごたえがありました


それと、描写が細かい!
絵が上手な人と言うのは北斎のような人を言うのだと思います


世界の中でも日本は漫画やアニメで抜け出た魅力を実現できている国です
その先駆けを北斎が体現していたとするならば、先見性もあった凄い人物ということになるのでしょうね


北斎がもし、現代に存在していたとしたら、どのような漫画を提供していくのでしょうね?

シンプルに日本各地を旅しつつ、住民や自然との触れ合い、発見や気付き、風光明媚な場所を訪れるってストーリーでも充分、面白おかしく描いてくれそうな気がします

ということで「#好きな漫画10個あげると人柄がバレる」というタグが流行っていたことに便乗して、漫画のことをテーマに書いているブログの回になります

最近はビジネス本でも、ある程度売れたら、ターゲットとなる層をもう少し広げて、漫画盤を出すということが当たり前となってきています

サクッと読めて、ザックリ内容が分かる
タイパ重視の時代において、漫画の地位は、さらに上がってくるのかもしれません

勝手ながら、まずは、私の好きな漫画10個を挙げて話題を広げていっています

他に、この漫画も、あの漫画もと言い出したらキリが無いですので、その漫画と出会った当時、周りを忘れるぐらい熱中して読んだということを基準に選定しています

前回、3つ目に挙げたのは、つい最近、実写化され話題にもなっていた霊界アクション漫画『幽☆遊☆白書』でした

『HUNTER×HUNTER』の話が進むのも首を長くして待っているところです


4つ目に挙げるのは、戦国時代物に並び歴史物としては、人気の高い幕末~明治維新を舞台に描いた漫画『るろうに剣心』です

↓最近では、続編が出されていて、私も電子版で全巻購入し、読んでいます


新作の北海道編では、アクションシーンが素晴らしい描写なのですが、やや日本らしさから遠ざかっていっている感じがしています

以前のるろ剣の方が、まさに日本の幕末って感じでしたし、ストーリー的には、好きだなと思います

おおまかな構成としては、下記の通りです
①東京編
②京都編
③人誅編
④北海道編

①の東京編では、後々、仲間になる薫、弥助、左之助、恵らとの出会いが描かれます

その後の黒笠、鵜堂刃衛のキャラクターが良かった

るろ剣は実写化もされ、大ヒットとなりました
私も前作見ましたが、吉川晃司さんがはまり役で、めっちゃ格好良かったですよね!

次いで恵編で出てくる四乃森蒼紫と御庭番衆たち
地味で暗いのですが、北海道編の敵キャラたちとは違う魅力を醸し出しているのですよね

「志」の違いかな?

②の京都編は志々雄真実とその一派との戦いが描かれました

一派の中で強力なのが十本刀たちですが、私が惹かれたのは縮地の瀬田宗次郎ですね

これも実写版の神木隆之介さんが、はまり役で、剣心との一騎討ちのシーンなんかは鳥肌ものでした

③の天誅編では、剣心の元妻である巴のこととその弟、雪代縁との戦いを描いています

どちらかと言えば鬱展開していくストーリーなので、少年漫画としては、不人気だったかもしれませんが、男女の愛を超えた何か、みたいな、大人になって改めて見ると考えさせられる内容だったと思います

④の北海道編は、新作で描かれているところで、今も連載は続いています

新選組の生き残りである、永倉新八や斎藤一らが関わってくるところは、良いです
架空の若いキャラクターたちも入り交じって、これから、どのような展開になっていくのか?

楽しみにしながら、続きを待ちたいと思います

最近、中国の歴史を題材にした漫画としては『キングダム』があり大ヒットしていますが、日本の歴史を題材にして漫画は途絶えている感じがしています

そろそろ新しいテーマの歴史漫画が出てきても良いのではと思うのですがどうでしょうか?

ではでは、今日も一日頑張っていきましょう!

※この北斎の画集が結構、良くて、つい、買ってしまいました
冨嶽三十六景の絵をここまで隅々まで見たのは初めてだったと思います