このコーチングをテーマとしたブログの回では、時折、話し方のことにも触れています

基本的にコーチは傾聴が大事ではあるのですが、質問やフィードバックを行う際に、クライアントに届かなければ、効果は半減してしまうからです

先日、Amazonキンドルの日替わりセールで元アナウンサーの阿部恵さん著書の『声も話し方も感動的に良くなる』(日本実業出版社)という書籍が出ていましたので購入しました

目次をサラッと見ていると、1つのニーズに対して、誰でもできるトレーニングが準備されているようです

前半部分で個人的に気になったのは、
「え?」って聞き返されないようにしたい
というニーズに対するトレーニングでした

↓そう言えば、セミナー講師をよくやっているうちの妻も朝必ず見る鏡の近くに、こういうのを貼って、時折、口を動かしているのを思い出しました


物事をハッキリと喋るためには、母音が大事ということですね


この書籍には、他に30項目のトレーニング方法が書かれています

興味のある方は、手にとって読んでみて下さい

何事も、練習が必要ということです

 

 

さて、話をもどします
現在、私の妻が買っていた本の中にたまたま、最近、出版されたコーチング本があり、内容が良かったですので、それを参考書にして、読み進めていっています

著、ヘスン・ムーン氏の『Coaching AtoZ 未来を変えるコーチング』(ディスカヴァー)で、特にコミュニケーションに重きをおいたコーチングの内容になるようです

前回は、ゴールすることが目的になっては、いけないといった内容を軸に書いていきました


今の職場で、他の職員のことを「駄目だな~」とか「分かっていないな~」というふうに感じ、イライラしている時がありませんか?

管理職と部下、リーダーとメンバーの関係
ベテランや中堅職員と新人、若手職員の関係
営業部門と情報、総務部門の関係

立場は違えど、上手くいっていない時は、自分だけでなく、他者に勝手に責任を押し付けて、自己完結していることが多いものです

しかし、その思い込みから抜け出し、俯瞰して見ることができれば、そうでないことに気付きます

セルフコーチングで気付くことが難しい場合は、コーチに依頼してみるのはどうでしょうか?

職場から不要な物を失くしてしまおうという視点から、必要不可欠で残しておく物が何なのかという視点に変わっていれば成功です

また、人と人の関係性を良い状態に保つには、接触(会話)が必要です

本当に理解し合いたいと考えているのであれば、短い時間で構いませんので接触頻度を高めることを意識してみて下さい

そういう理由があって、昨今、「1on1」が重要って頻繁に言われるようになってきているのでしょうね

ただし、1on1を行う時のコーチ側は、あくまでサポーターであり、伴奏者であり、見守る姿勢で臨んで下さい

答えは、クライアントの中にあるということを信じましょう!
ではでは、今日も一日頑張っていきましょう!