先日、美容師さんに
「○○さんにとって、ととのうのは、どういった時ですか?」
と尋ねられました
他のお客様(20代女性)から、その美容師さんが尋ねられたことなのだそうです
まず「ととのう」って何やねん?
って話ですが、私は北欧が好きなので、北欧と言えば、サウナがすぐに思い浮かびました
そのサウナの記事で「ととのう」という言葉が流行ってきているということは知っていました
この「ととのう」という言葉、平仮名なのには理由があって、「整う」と「調う」の2つ意味を持っているからだそうです
整う・・乱れたものをなおすこと
調う・・必要なものを用意すること、まとめる、調和がとれる
つまり、心や精神の状態が安定するとか、良い状態を保つみたいな意味合いなのだと思います
それでは、ととのうのは、どういった時か・・
時間のことを気にせず、森林の中で、まるで自然の一部のような感覚に陥る時、これは、ととのう時のような感じがします
もう少し身近な場面で言えば、好きな入浴剤を入れてお風呂でゆったりしている時でしょうか?
皆さんも、ととのう時ってどのような時だろうって考えてみると良いと思います
意識すればする程、効果は大きくなってくるはずです
さて、本題に入ります
次にどのテーマの参考書にしようかと考えていましたが、言葉が独り歩きしている感じがする「DX(デジタルトランスフォーメーション)」について少し勉強してみようと思いました
私の勤務先でも、どのようにDXを進めていけば良いのかを検討している段階なのですが、本質がずれてしまうと、時間とお金ばかりを無駄に使ってしまいそうで恐い部分です
そこで、以前、当ブログでも一度紹介した『マンガでわかるDX』(SBクリエイティブ)を参考書に基本的なところを押さえるということを目的に読み進めていこうと考えています
前回は、DXの失敗事例を1つ書いていますが、この事例を理解しておくことも大切な点だと思います
企業内でDXを推進していくために(パイロット)プロジェクトチームを立ち上げることとなりました
それぞれ知識やスキルを持つメンバーが集まっているのに、実現に向けて、なかなか前に進みません
こういう状態に陥っている企業は少ないないのではないでしょうか?
では、その理由は何なのでしょうか?
参考書の中では、以下の4つが挙げられています
・小規模で明確な目標がある
・早期の成果が見込める
・ビジネスインパクトがある
・組織内で協力が得られる
これを踏まえて、私なりにプロジェクトを前進させるポイントをまとめてみました
①目的または、目標を明確にしてから始める
これはDXに限らないですが、プロジェクトを進めるには、その目的をある程度、明確にしておく方が、していない場合よりも、前に進めやすくなります
ただし、DXは、時に藁をも掴む状態で、そよ目的すら明確にすることが難しい場合があります
その時は、分かりやすい目標を掲げ、メンバーで共有すると良いです
その目標に向かっていく内に、目的も明確になっていくことでしょう
②小さな成功を重ね味方を増やす
上記①で立てた目標を、大きな目標といくつかの小さな目標に分けます
小さな目標の達成を重ねていくと、今までは見てみぬふりをしていた者たちが、少しずつ気になってきます
最終的にDXを実現させるためには、味方になり、協力をしてくれる仲間をどれだけ増やせているかという点が重要です
小さくても良いのです
失敗してもリスクを最小限に抑えるなら良いのです
実績を上げていく
実例を増やしていく
まずは、シンプルにそれを繰り返していくことです
③コミュニケーションを欠かさない
DXには、ITやシステム等に長けている人材がメンバーにいるに越したことはありません
しかし、何故かしら、こういう能力に長けている方は、リアル世界でのコミュニケーションが
得意でない方が多いものです
だからと言ってコミュニケーションが不足していると目標達成は難しくなります
コミュニケーションの円滑化を図ることが得意なファシリテーターのような人がメンバーにいると良いですよね
互いに意見や提案、フィードバックが必要です
その仲介をやってもらうという訳です
理解し合いなさいとまでは言いません
目標達成という同じベクトルを持って、ポジティブを保てるようにコミュニケーションを取っていきたいですね
ではでは、今日も一日頑張っていきましょう!