では、2023年のマイランキングに入っていきます
基本的にその3年中に発売した本から絞り出していますが、今回は1冊、例外があります
全盲のコロンビア大学ビジネススクール教授で心理学者のシーナ氏は、ベストセラー『選択の科学』(文春文庫)の著者としてあまりにも有名です
本作は、そのコロンビア大学ビジネススクールにて実際に講義されている内容を書籍化けしたものとなっています
THINK BIGGERとは、もっと大きく考える、大胆に発想するという意味で、ブレインストーミングとは、似て非なるもののようです
2部構成になっており、第1部は理論、第2部は手法の柱となる6つのステッチを1章毎にまとめています
実は、まだ、完全に読みきった訳ではないのですが、思考力とか思考術が注目を集めている昨今において、必ず目を通していた方が良い書籍だと感じています
来年、当ブログでも取りあげたい参考書の有力候補の1冊です
今回のベスト5のうち4冊が今年の10~12月に発売された書籍で、この書籍が最も遅い時期の発売となっています
著者の保手濱さんは、教科書、参考書をほぼ読まず、漫画を読むだけで東大理科Ⅰ類に現役合格したのだそうです
いや、さすがに、それは・・
と突っ込むのは、止めておいて(笑)
ただ、東大卒だから、順風満帆な生活を送っているのかというと、そういう訳でなく、起業した会社がうまくいかず、一時期、3億円の借金を背負ったらしいのです
しかし、そこで役に立ったのが漫画だったということで、この書籍が出来上がってきています(当書籍が初の著書)
私も日本の漫画やアニメは、世界に誇る産業の1つであり、崇高な文化だと考えています
ちなみに今年、放映された『THE FIRST SLAM DUNK 』は、世界各国で大ヒット、賞賛されています
どんなに価値観や考え方が違う国であっても漫画やアニメを媒体に心を通じ合えると信じています
この書籍を契機に、漫画やアニメから、自分なりのイノベーションを考えてみると良いと思います
来年から開始する新NISAの制度、皆さんは、ある程度、どういうものか理解できていますか?
私はFPですし、仕事柄、税金に関係していますから、知らないってことはないのですが、まぁ、金融機関や証券会社の営業への意気込みが凄いことも現場の話で聞いています
私が思うに理解できない人、もしくは理解しようとしない人は、関わらない方が良いと思います
そうでなく、ちゃんと勉強してから臨むんだと考えている方は、大江加代さんの著書が登竜門とさして分かりやすくまとまっているので、おすすめです
大江加代さんと旦那さんの大江英樹さんは、実際にお会いしお話したことがありますし、個人的にずっと応援していきたい存在のご夫婦です
ちなみに当書籍において、iDeCoが、難しいと感じた方は、大江加代さんのもう1冊の著書『iDeCoのトリセツ』を確認してみて下さい
さらに分かりやすいです
経済教養小説という新しい分野を切り開いた1冊がこの書籍です
お金を増やそうとか稼ごうという本は、多く発売されていますが、そもそもの「お金の本質」について、書かれている本は多くありません
来年からは、金融に関する教育という分野が国主体で動きだし、拡がっていくものと思われます
その前に一度読んでおきたい書籍だと考えます
この書籍が簡単に感じた方は、田内さんのもう1冊の著書『お金のむこうに人がいる』(ダイヤモンド社)を読んでみると、さらに深まると思います
すみません、この1冊だけが、2022年12月発売の書籍になっています
今年は私が知る限り、これぞと感じる企業ビジネス本の発売がありませんでした
そこで、繰り上げランクインさせてもらったのが、今、当ブログでも参考書の1冊として読み進めていっているキーエンス本です
ここ数年の時価総額では、トヨタ、ソニーに次ぐ企業というのだから凄いです
読み進めていくと、そんなに難しいことをやっている訳でなく、当たり前のことを忠実に実現していっているというのが私の感想です
逆にいうと、それができていない企業が、起業から10年も経たずして、失くなっていってしまう理由なのかもしれません
企業本は、これも2022年発売ですが日本マクドナルド『挑戦と変革の経営』という書籍もかなり良い1冊でした
読んだ後には、きっとマクドナルドのファンの1人になっていることでしょう