少し前の話になりますが、長崎市内にあるストアが新しい店舗をオープンしました

↓『ジェイズ ガーデンマルシェ』という店舗名で、自然の恵みを活かした食品や健康にこだわった商品を販売しているのが特徴です


今までもOisixにて、ヴィーガンを週何回か入れて注文というのは、行っていましたが、こういう店が出てくるというのは、さらに健康志向が高まってきているということを表しているのではないでしょうか?

その他、農薬や化学肥料などの化学物質を使わない、オーガニック食材もあります

なかなか、良いお値段がするので、多くは買えませんが、少しずつでも普段の食事の中に取り入れると体に良いのでしょうね

↓妻はいくつか買っていましたが、私が購入したのは、有機ココナッツミルクドリンクの1点(しか買うお金が・・苦笑)


砂糖や乳化剤等を添加していない穀物飲料なので、体に良いらしいです
いろいろあるものですね
また、この長崎をテーマとしたブログの回では、長崎ヴェルカやV・ファーレン長崎の動向についても触れていっています

長崎ヴェルカのB1リーグ初戦は10月8日、暁ジャパンのキャプテン、富樫選手がいるチームです

電子チケットの配布ももうありましたし、決戦の火蓋が切って落とされるのは、もう間近です

一方、2月18日からスタートしているJ2リーグ、V・ファーレン長崎ですが、9月9日時点で、15勝10敗9分と、何とか勝ち星を増やしてプレーオフ県内に踏みとどまっています

残り10試合を切りましたが11位まで僅差の混戦状態です
1試合1試合を大事にして成果に繋げてもらいたいですね

では、本題に入ります
この長崎をテーマでとしたブログは、ジャパネットグループの近況を踏まえ、ジャパネットたかた創業者の髙田明さんの著書を中心に参考書にして、経営や人材育成等のことについて、書いていっています

NHK出版の100分de 名著ブックス『風姿花伝』(土屋恵一郎さん)、髙田明さん著書の『髙田明と読む世阿弥』(日経BP)と風姿花伝繋がりで読み進めた後、原点に戻り、髙田明さんの最初の自著『伝えることから始めよう』(東洋経済新報社)を読み進めていっていました

ここで、どうしても気になる風姿花伝関連書籍が発売されたため、一時中断し、経済コラムニストの大江英樹さん著の『ビジネスの極意は世阿弥が教えてくれた』(青春出版社)に参考書を変更して読み進めていっています

前回、副題に使った「インフォメーションよりインサイト」の言葉は、凄い自分の中で響いていて、仕事でも意識していかないといけないなと感じています


参考書によると世阿弥は新しい演目を提供するために、大きく分けて3つのイノベーションを生み出していると言います

その中でも特に注目すべきは「複式夢幻能」という考え方で、これを世阿弥は「二つ切れの能」と表現しています

脚本の構成を大きく前後2つの部分に分けます
前半は旅の僧が登場して場面や状況について説明したり、キーとなる人物が登場し、その僧と会話を交わします

後半は前半に出てきた旅の僧が夢を見るという内容です

大江英樹さんは、これを現代にたとえるなら『男はつらいよ フーテンの寅さん』のようなものと書かれています

つまり、こういうことだと私は理解しました
前半部分の話をA、B、C、D
後半部分の話をa 、b、c、d
それぞれ、4つずつ脚本を作ったとします
ただし、全体的な脚本の構成は統一されているということが前提です

すると、前半Aと後半の組み合わせは4パターンになります
これが4種類ある訳ですから、全16パターンの演目ができあがるという訳です

しかも、後半部分を「夢」としたところが、また絶妙でした

夢であれば、現在だけでなく過去や未来のことを描けます
あの世とこの世のことだって描けます
つまり、これという答えがないのです

前半と後半を組み合わせることで、イノベーション=新結合が起こり、結果、「珍しきもの」ができあがる
凄いなと思います

こういった考え方というのは、企業で言えば、コロナ禍で急激に浸透した「両利きの経営」の考え方にも繋がるような感じがしました

また、キャリアに対する考え方においても、本業と複業を組み合わせて働くとか、自分の持つ2つ以上のスキルや得意分野を組み合わせて、誰もが簡単に真似できないサービスを提供するとか、いろいろ重なってくるような感じがしています


ちなみに私のブログもこれを少し意識していて、前半と後半に分けて書いているのですが、効果は出ているでしょうか?


分けるのは簡単ですが、それに一貫性を持たせるという点が難しいなと思います



ではでは、今日も一日頑張っていきましょう!