「東海の大大名」
「海道一の弓取り」
と言われた今川義元は、今回の大河ドラマのように優秀でカリスマ性のある人物だったのでしょうか?

それとも、下の画像のような、顔に白粉、歯には、お歯黒、得意なことは蹴鞠みたいな、公家かぶれのバカ殿だったのでしょうか?

※戦国無双サイトより

桶狭間の戦いで油断して信長に敗れたのは、間違いありませんが、後々、その信長は天下に名を馳せる大名になる訳ですから、仕様がなかったとも言える訳で・・

義元は幼い頃から仏門に入っていたため、武芸はあまり得意ではなかったようです
ただ、名門、足利家(分家)の支流ですから、素質がなかった訳ではないでしょう

京都の公家や僧侶と交流を図っていたのは、情報収集と天下を目指すなら京を押さえておくべきという考えがあったのかもしれません

戦に対する戦略を自分で立てる能力には長けていなかったとしても、右腕に黒衣の宰相と呼ばれる軍師、太原雪斎の存在がありました
(桶狭間の戦いの5年前に亡くなっています)

もう少し早く国取りに舵をきることが出来ていれば・・
機を見定めることも才能と考えれば、義元に欠けていたのは、そこなのかもしれません

皆さんは、どう思われますか?
いろいろ考えていたら、久々に戦国無双をプレイしたくなってきました(笑)


第六回「続・瀬名奪還作戦」

少し軽い感じの会話で服部半蔵率いる忍びたちによる瀬名奪還が失敗したことが語られるところから始まります

戻ってきた本多正信、半蔵は鵜殿家の2人の息子を生け捕りにし、交換することを提案します
まさか大高城で自分が助けた鵜殿長照と戦うことになろうとは、運命とは皮肉なものです

しかし、多くの仲間を失い、再徴集をかけた新しい忍たちは、多くが若い者や子ども、女性まで混じっていました(亡くなった忍びたちの身内)

そこで正信は半蔵に内緒で甲賀衆にも声をかけていました

半蔵も思わず「(正信に対して)この、いかさま師が」とボソッとこぼしたのがウケました(笑)

女性のうちの1人は死んだ大鼠の娘で、女大鼠(架空人物)と名乗ります
見た目によらず、かなり腕が立つようです

腕が足りない(笑)、半蔵を助けてくれるのでしょうか?
半蔵役が山田孝之さんだけに、この2人の掛け合いは今後も楽しみですね

岡崎城では於大の方が米の意味を女中たちに説き、台所のモチベーションを上げていました
於大の方のキャラ設定が、まだ、掴めない・・

元康は上ノ郷城に出陣する準備をしていましたが、そこに大樹寺で会った榊原小平太(後に四天王となる康政)が戦に出たいということを申し出て本多忠勝の手勢に入ることになります

小平太はヒョロッとして感じに見えましたが、その俊敏さを活かし活躍するようです

ちなみに於大は夫の久松長家を元康の前に連れてきて、攻め手の大将に据えて、勝ったら上ノ郷城の城主にして欲しいと頼み、半ば強制的に承認させてしまいます

久松さんは、小平太と違い、とても活躍する武将には見えませんが・・

元康勢は名取山の本陣から攻めいりますが、自然の要塞と化している上ノ郷城からの矢や石つぶてに苦戦します

しかも、援軍で今川本軍が迫っており、そこには関口家の面々が連れてこられているということをを石川数正が険しい顔で元康に伝えます
正信は逆に好都合だと言いますが・・

夜、上ノ郷城周辺
女大鼠の色仕掛けから見回りの兵を倒し、武具を奪うと鵜殿勢に扮し城に侵入します

そして、先行した仲間の合図と共に日中、殺られた死体に隠れていた忍び勢が絶壁を這い上がり始めます
(1人、刺されて息の根を止められましたが、あれは忍びではなかったのですよね?)

元康は本陣にて痛いお腹をさすりながら、半蔵らの合図を待っていると花火が上がり、動き出します

鵜殿勢は陸と海から挟まれ覚悟を決めたようでした
鵜殿長照の前で半蔵と甲賀衆が鉢合わせします

その様子を少し見た長照は自ら首を切り、自刃します
2人の子どもはどこに??
倒れた長照の視線で気づいた半蔵らは2人の子どもを追い詰めます

すると2人は意を決したのか、互いに頷くと、海に飛び込みます!・・が服部党の1人が咄嗟に鎖をロープのように投げていて助かります

長照が自刃し、上ノ郷城が落ちたことを知らされた今川氏真の前に関口家の面々が連れてこられます

「一同の首を斬り、届けろ!」
と鬼のような言葉を発すると、さらに「瀬名や竹千代から殺せ」と言います

次の瞬間、鐘がなります
元康らが鵜殿の2人の子どもを連れてきており、人質交換を申し出るために数正が今川本陣に着いたのです

それでも氏真の怒りは定まらず、その数正さえ殺せと言います
重臣の岡部元信に数正を斬るように命じますがかつての同志を斬れません

そこで「みっともない」と巴が氏真に向かい発します
そして、夫の関口氏純も残るので、瀬名と2人の孫を助けて欲しいと頼みます
一瞬、強張った表情をした氏真は、怒りを抑え、河原へ向かいます

両軍は河原を挟んで対峙します
両軍共に弓矢鉄砲を向けたまま、人質交換が行われます

人質同士が河の浅瀬を渡って行きます
氏真は機あれば瀬名らを背後から撃ち殺そうと考えていたようにも見えましたが、竹千代が元康に向かい発した「父上」の声に、義元のことを思い出したのか、できませんでした

ここで、少し前の、関口家の親子の別れの回想シーンが入ります
氏純や巴が別れ際に瀬名にかけた言葉
「守らねばならないものがあるだろう?」
「命を懸けねばならない時がくるまで、強く生きろ」
「笑顔を忘れるでない」

これらの言葉は、これからの瀬名の人生において、何かを暗示していたように思えました

瀬名、竹千代、亀が元康の元に戻ってきます
一度、捨てられそうになった瀬名は元康を前のように夫として見ることができるのでしょうか?

そして、新たな問題の契機、一向衆の存在が少しずつ影響を及ぼしていくことになります
もしかしたら瀬名も何らかの形で巻き込まれる?
ではでは、今日も一日頑張っていきましょう!