先日、ファミリーレストラン『ガスト』で、久しぶりにランチを食べたのですが、いつの間にか、配膳は人間ではなくなっていたのですね

そうです、自動配膳ロボ『BellaBot』が代わりに動いていたのです

↓都会の方では春~夏頃から導入されていたようで、猫型というのと、バッテリー不足になると「充電足りないにゃん」と喋るところが可愛いといはうことでバズっていました


様変わりしたなと思いきや、私の近くに座っていた年配のおばあさんたち、2人組の方が悪戦苦闘しながらタブレットで注文していた様子を見ていて、この後、どうなるだろうと見守っていました

トコトコトコ・・
自動配膳車がそのお2人のところへ向かいます
そして、近くで止まると「これは自分で取りなさいということばいね」と運ばれてきた料理を取った後に次の一言

「私たちもこういうのに馴れないといけないということばいね」

2人は互いに頷いていました
年配の方ということで心配していたのですが、私たちが思っているよりも、柔軟性があって、たくましいのかもしれませんね

さて、このブログのジャンルである福祉の分野は、私にとって切っても切り離せない存在になっているので、さらに視野を広げていくことが出来たらと考え、福祉に関連する参考書を読み進めていっています

現在は、あの落合陽一さんが福祉について考えるという内容の『落合陽一34歳、老いと向き合う』を参考書とし、読み進めていっています

3回前のブログから、参考書に書かれていて、私が気になった介護分野におけるテクノロジーの活用事例について、持論を交えて書いていっています

前回のブログには、なかなか厳しい言葉のコメントをいただきました

現実はおっしゃる通りなのですよね
ただ「どうにもならない」とあきらめたら、そこで終わりですからね・・


⑩外出支援ロボット

あのANAホールディングス発のスタートアップ会社、avaterin(株)がサービス提供を目指している、遠隔操作ロボット『OriHime(オリヒメ)』のことが紹介されています

↓『OriHime(オリヒメ)』と聞いて、ふとイメージしたのが下の書籍でした
障がい者の就労を支援するために研究開発を行っている「オリィ研究所」とANAグループは連携しているようで、この『OriHime(オリヒメ)』を開発したのは、この「オリィ研究所」ですね

冒頭で配膳ロボットのことを書きましたが、何だか道をロボットが走っている(飛んでいる)、そのような空想が現実化するのは近いのかもしれません

また、avaterin(株)のホームページを見てみると、体を移動させずに人の意識と存在感のみを伝送し、リアル空間を検索して瞬間移動することができると記載があります

各所に設置されたロボット(アバター=newne )にログインしてもはい、遠隔でコミュニケーションがとれるというもののようです

奇しくもこのコロナ禍による移動制限が、このような遠隔装置の進化を後押ししているといはうのは不思議なものです

⑪認知症患者とコミュニケーションをとるアンドロイド

前回のブログで、コミュニケーションを代替するロボットやAIが今後、出てくるようなことを書いていました

では、支援対象が認知症の方であったらどうなのでしょうか?

参考書を読んでいて、そうなんだ~と思ったのですが、リアルの人間である学生が対面で話しかけても会話が成り立たなかったのに、専用のロボットだと自然な会話が成立したというのです

また、認知症の方のコミュニケーションの1つの特徴としては、同じことを繰り返して喋るというものがあります

自分が家族や介護職員だったら、苦痛だ、ストレスだと感じてしまうことも、ロボットなら喜んで、何度でも返答してくれるのではないでしょうか?

⑫異常検知テクノロジー

高齢者になると助けを呼ぶという行為が難しくなります
独り身が増加している現代において、なお、深刻化してくる可能性があります

既にアプリやドローンを活用する支援の研究は進んでいるようです

画期的なのは、スマートウォッチ等に健康管理を兼ね備えた機器を活用しようというものです

その異常の連絡に病院の医師や看護師が即座に対応できるのか、人数的に足りるのかという疑問は残りますが、研究していく価値はあると思いました

対象は異なりますが、昨今、問題となった園児のバス内置き去り事件なんかにも、この考え方は使えるように思います

身体の異常管理やGPSを搭載した機器を身につけてもらって、システマチックに管理できれば・・

もちろん、アナログ的な人の目による点呼も不可欠ですが、人為的ミスを補完するものにはなるのではないでしょうか?
ではでは、今日も一日頑張っていきましょう!