先日、セブンイレブンに新しく置かれている「ペットボトル回収機」を使ってみました

↓長崎県下では、今年の12月中旬から設置が始まっていて、その魅力は電子マネー(nanacoポイント)に変換されるという点でしょうね


ペットボトル5本につき、電子マネー(nanacoポイント)1ポイント(1円)が加算されます

例えば、500mlの空ペットボトルが50g弱、業者に持っていくと1kg20円に換金できるとすると、1本=50gが1円ですから、それと比べるとお得感は小さいのかもしれません
(換金の相場は業者や環境により異なります)

良い点は、1個ずつ回収機に投入しても、そのカウントをしてくれるという点でしょうね
後日、残り4本を投入すれば、ポイントが付くという訳です

限りある資源の有効活用と海洋プラスチックゴミ対策を目的(SDGsの目標にも重なる)として開始している当取り組み、果たして、どのくらいの成果をもたらすこととなるのでしょう?

各企業、あの手この手でSDGsの取り組みを始めてきているという例の紹介でした

さて、話を戻しまして、この連載物ではSDGsをテーマに掲げ書いていっています

現在は、SDGsに対する中小企業の取り組みを見ていこうということで、『経営戦略としてのSDGs・ESG』(著者 白井旬さん、合同フォレスト)を参考書に読み進めていっています

前回は、働きやすさと働きがいについて、参考書の考え方をもとに、私なりに職位別だとどういう視点になるかということをまとめてみました


参考書の中で「SDGコンパス」という資料のことが記載されていましたので、ネットで検索して確認してみました
(2016年3月に作成されています)

SDGsが、何故企業にとって重要なのか?
というところからスタートしています

企業にSDGsを正しく理解してもらい、課題解決や目標達成について策定し、結果や成果を他の企業と共有、議論していくというこもを目指し、作成された資料のようですね

興味のある方は、ググってみて下さい

参考書では特にこの中のSTEP3の目標設定の部分に焦点を当てて書かれています

どうやら目標設定のアプローチには、インサイド・アウト・アプローチとアウトサイド・イン・アプローチの2種類があるようです

インサイド・アウト・アプローチとは、目標設定に対し、内部中心的なアプローチを取る今日的なあり方で、この方法でら世界的な課題に十分に対処することができないのだと言います

一方でアウトサイド・イン・アプローチとは、世界的な視点から、何が必要かについて外部から検討し、それに基づいて目標を設定することを言います

これにより企業は現状の達成度と求められる達成度のギャップを埋めようと動き出すということになる訳です

ただ、この考え方は政府や大企業の考え方であって、中小企業の場合は、アウトサイド・イン・アプローチに囚われすぎると、前に進まず、成果に結び付きにくいと白井さんは言っています

私はこのインサイド・アウトという言葉を聞いて、思い出したのが、7つの習慣でした


つまり、大局をイメージする上ではアウトサイド・イン・アプローチは有効なのですが、具体的に行動計画に落として、実行に移していく上では、むしろ、インサイド・アウトの考え方が重要になるということなのだと私は考えます

だって、アプローチしていくのは、企業で働く職員一人ひとりだからです

職員は生活のために給料が必要です
給料をもらうためには、企業の収入があって、利益を残さないといけません

必然的に儲けるという思考を持って、企業の目標達成や社会の課題解決に臨んでいくことになるという訳です

そういった意味でも、今、日本政府が注力しようとしている人的資本への投資拡大は目的を踏み外さなければ、働く職員のみならず、企業にとってプラスになるし、日本全体の企業を元気にする契機になるにではないかと、期待しています

ではでは、今日も一日頑張っていきましょう!