劇的な終焉を迎えた今年のサッカーFIFAワールドカップ、延長戦の末のPK戦を制したのはメッシ率いるアルゼンチンでした!
36年ぶり3回目の優勝ということで、これ程のチームでさえ、こんなにも優勝していなかったのかと驚いたところでした
アルゼンチンはメッシ、フランスはエムバパ(ハットトリック達成)と両国共にエースが大活躍し、本当に良い試合でしたね
そこで、ふと思ったのが「エース」と「リーダー(キャプテン)」って、どう違うのかな~というものでした
サッカーで例えれば、エースは、いつも良いポジションを取っていて、点を取ったり、キラーパスを出したり、まさにチームの中心にいる存在です
一方、リーダー(キャプテン)は、チームの指揮を高めたり、指示を出したり、一言で言うなれば司令塔のような存在かなと思います
稀に両方を兼ね備えた天才もいますが、ほとんどの場合、エースとリーダーは別々の人が担っているものです
チームを理想の方向に導いていくためには、両者とも必要不可欠な存在であることは間違いないでしょう
あなたの所属するチーム(組織やグループ)はどうでしょうか?
さて、話を本題に戻しまして、このリーダーシップのテーマのブログでは、リーダー管理職必読とされていて、評判が良い『Deep Skill』(石川 明氏、ダイヤモンド社)を参考書に「21の技術」というものを見ていきたいなと考えています
前回は、リーダーにとって最も必要なものは実行力であり、それを身に付けるために必要なスキルがディープスキルであるということを確認しました
★スキル01
「したたかさ」
したたかさって、漢字で書くと「強かさ」と書きます
一般的な意味としては、ネガティブに捉えれば、計算高いとか、ずる賢いとあった感じですが、ポジティブに捉えれば、粘り強い、他からの圧力に屈しない、力強いという意味にもなります
では、ネガティブな意味合いに近くならないようにするためにはどうしたら良いのでしょうか?
そこで必要な要素が「誠実さ」なのだと言います
したたかであっても、誠実であれば、周りの信頼を得られるというのです
では、誠実とは、具体的にどういったことを言うのでしょうか?
参考書で挙げられている例は以下の通りです
・礼儀正しくする
・謙虚である
・嘘をつかない
・約束やルールを守る
・誰とでもわけ隔てなく接する
・間違った時には謝る
皆さんは、このうち、いくつ実現できていますか?
私は絶体、大丈夫と言えるのは3つ、頑張っているけど、まだ鍛練が必要なのが残り3つといった感じです
これを私の妻に当てはめて考えると、パーフェクトなのですよね・・
こういう人は、周りから信頼を得られます
一緒に仕事をしてみたいととか、この人に付いていきたいと感じる訳ですね
そして、信頼を積み重ねていくと、大きな役割や仕事を任せられるようになり、多くの方が味方になってくれるようになります
また、ピンチの時は、支援の手を差し伸べてくれるようになり、今日の敵方明日の味方になることもあり、結果、偉業を成すことができるようになるのです
これこそが、したたかさを利用して「目的合理性」に徹するということなのだと思います
そんなに凄いことを言っているのではなくて、当たり前のことなのですよね
しかし、私を含め、多くの人が当たり前のことを出来ずにいるのですよね
今一度、自分自身のあり方を見直してみましょう!
ではでは、今日も一日頑張っていきましょう!