最近、食べた変わったもの、クスクスに続き、今回は、秋田の郷土料理、きりたんぽを戴きました

↓で~ん、と大きな写真をすみません(笑)


きりたんぽは、つぶしたうるち米のご飯を杉の棒に先端から包むように巻き付けて焼いたたんぽ餅を、棒から外して食べやすく切った食品のことです(Wikipediaより)

今回は、たんぽ鍋としました
さすがにお米だけに、これを何本か食べると、だいぶお腹が膨らみます

実は、これもOisixです
Oisixは、そのジャンルも多種多様で、飽きさせない料理になっているのが良いところの1つですよね

↓そのOisix、今年の年初には、下の写真のような手紙が添えられて、商品が送られてきていました


SDGsの考え方も取り入れつつ、こういった「心」を大事にした、お客様への関わり方が、根本にあるからこそ、愛される企業になるのだろうなと感じた手紙でした

さて、昨年から引き続き、当テーマでは、中石和良さんの『サーキュラー・エコノミー』(ポプラ新書)を参考書に企業がやるべきSDGsの実践について考えていっています

前回は、KAPLAブロックの話から始まり、プラスチックの廃棄物については、捨てるという概念そのものを変えていかなければならないといった内容についてでした



今回のテーマの部分は、中石さんの著書で読んでいて、かなりビックリしました

「食」や「住」と共に、生きていく上で欠かせない「衣」の分野

様々なブランドがあり、一見、華やかで心地よさや幸せを提供しているファッション産業ですが、この環境問題という視点から見てみると「環境の破壊者」とも呼ばれているらしいです

その理由は、CO2の排出量が国際線の航空機と海上輸送の船が出す分を足した量よりも多いということ

水の使用量は、Tシャツ1枚を作るのに約2700リットルが必要で、石油産業に次いでワースト2位であること

洗濯をした後の水には、マイクロプラスチック、ポリエステルやナイロンといった化学繊維が排出されており、海や川を汚染してしまっているということ

着れなくなった衣服は、大量のゴミとなり、焼却や埋め立てで間に合わないぐらいの廃棄物となっていること

など、いくつもの理由が挙げられ、まさに「環境の破壊者」の異名が付けられてもおかしくない産業になっているそうです

そのため、有名なファッションブランドの企業はこぞって、その削減に努めることを互いに確認し、改良、改善を重ねていっています

もちろん、この考え方は、ハイブランドの企業だけで止めていては、効果は小さいため、服を安価に大量に扱うファストファッションの企業でも取り組んでもらう必要があります

生憎、昨今の日本においては、主のターゲット層となる若者世代である、ミレニアム世代(1981~1996生まれ)やZ世代(1997~2010生まれ)の趣向や価値観は、今までと変わってきていると言われています

その衣服製品の背景にあるストーリーに関心を持ち、選択するようになってきているのです

これは、私も仕事柄、売れている衣服販売店のホームページやブログ、インスタグラムなんかを見ていると感じる部分があります

金額が10万、下手すれば1着50万するだろう衣服が即刻、売りきれてしまうんです
本当、信じられないことが、起こるんです
(仕入原価も相当な額ですが、それを自信を持って取り組める経営者がまた、凄いと思います)

また、衣服をシェアリングする取り組みで拡大していった企業もあります
私の妻なんかは、『エアクロ』を一時期、利用していました
(現在は、このコロナ禍で着る機会が極端に減ったということで、休止しています)

さらに、メルカリにて出展し、再利用してもらおうという消費者自身においても、衣服に対する考え方は変わってきています

そこにコロナ禍という売る環境までも必然的に変えないといけなくなったことから、今までは「破壊者」と呼ばれていたファッション産業は、急激なスピードで変化してくるのではないかと私は考えています

ではでは、今日も1日頑張っていきましょう!