ドラッカー編は9回目からは『実践するドラッカー・チーム編』の内容からテーマを取り上げ、自分の経験と私見を交えて書いていっています

前回は、仕事の「やりがい」を高めるためのマネージャーの5つの仕事について書きました

vol.459「マネージャーの5つの仕事~ドラッカー編⑬」

コロナウイルスの影響により生活が困難となっている人に一定の基準を定めて支給すると言っていた30万円の給付金は、定めなく一律で国民一人ひとりに10万円を給付するという事になりそうです

(つい前日、生まれたばかりの知り合いの赤ちゃんもと思ってしまいました)

また、緊急事態宣言の対象地域が7つの都市であったのが全国を対象とするよう拡大されます

話は飛びますが、世界の総人口が7,777,777,777人を突破したそうです
ついこの前までは60何億人と言っていた気もするのですが、いつの間にかこんな人口になってしまっていました

しかし、人はゾロ目、好きですよね(笑)

vol.454「ゾロ目やキリ番に意味はあるのか?」
情報は随時変わってきています
「生涯学習」という言葉がありますが、日々、情報のアップデートは意識しておく必要があります

ドラッカーは仕事にやりがいを持ってもらうためには、仕事そのものに責任を持たせなければならないと言っています

そのために不可欠な事が以下の3つになります

①生産的な仕事
創造性が大切と言うよりかは、その仕事を分析し、プロセス化し、管理手段を組み込み、ツールを設計する必要があると言っています

現代では、ここにITやAIといったテクノロジーを活用する事で格段と生産性を高める可能性が出てきています

一方で生産性ばかりを追い求めるのはどうかという逆張りの発想も出てくるようになりました
バランスが大事という事なのだと思います

②フィードバック情報
知識労働者の動機付けに必要なものは成果であり、自らの貢献を知らなければならないとドラッカーは言っています

自分を自らフィードバックする、例えばセルフコーチングとか内省なんかがその手法の1つではないでしょうか

もちろん他者によるフィードバックも必要で、そこで本人に「気付き」を与えられるようアプローチしていくべきです

③継続学習
今回のブログの前半では「生涯学習」の内容を少し書きましたが、働きがいの源泉になるのは、「継続学習」の方だとドラッカーは言っています

仕事の生産性を上げるために改善と訓練を繰り返し、うまくいっているものをさらに上手く活かせる方法を学び、実践するというものです

いくらインプットばかりをしても、アウトプットを行わなければ、成果が生じないため、働きがいには繋がらないという訳です

ただ、昨今ではこのアウトプットばかりを重要視する危険性を示唆する書籍なんかが登場しています

多様化し細分化するニーズ、とりまく環境の変化や法改正のスピードの加速化、インターネットの発展による場所や時間の壁の破壊等、いろいろな要素が高度化してきていると考えられるため、インプットとアウトプットの割合も単純に7:3ではなく、臨機応変という事になってくるのかもしれません

vol.67「インプットとアウトプット」

ではでは、今日も1日頑張っていきましょう!