新人職員に仕事の内容を説明した時に、「わかりました!」といつも良い返事を返す職員がいます
しかし、その仕事の成果を確認してみると、結果、どこか抜けていたり、ミスをしていたりと本当にわかっていたのかな、と感じる事があります
部下や後輩をもつ皆さんもこういう経験ってありませんか?
「いつも」わかりましたと返す、この「いつも」には注意が必要です
余程、的確な指示を出しているのならともかく、新人職員であるのに、そんなに何でもかんでも疑問が浮かばず、わかりました!って事にはならないはずなんです
それが普通です
(出来て当然の自分の目線で考えてはダメです)
では、そういう新人職員には、どの様に対応していったら良いのでしょうか?
①何がわかったのかを確認する、または、メモを取ってもらい、書いたメモを見せてもらう
言い方はいろいろあると思いますが、「本当にかったのか?」と聴くとやや高圧的な感じはします
それであれば、「どういう事か○○さん、説明してみて」とか「その仕事はどうやったら成功しますか」といった質問が良いかもしれません
また、メモを取る事はとても良い事です
(最近の新人職員はメモを取らない方も多い)
しかし、そのメモの仕方がうまく取れていないパターンは多いです
一度、取ってもらったメモを見て、説明してもらう事が必要です
②わからなかった事がなかったか確認する
①ではわかった事を聴きますが、逆にわからなかった事がなかったかを確認します
この時も高圧的な言い方だと、質問しずらくなるので、質問しやすい雰囲気を作る事が大切です
基本的に、その仕事の目的とか段取りや手順などをうまく伝えきれていれば、質問は少なくなるとは思いますが、それがなかなか難しいのが現実です
③わからなかったら、いつでも聴くように念押しする、さらに随時、声かけを行う
教える側は自分の仕事をこなしながら、新人職員に仕事を教えるのですから忙しいというのが常です
しかし、あまりにもその雰囲気を醸し出してしまっていると、新人職員は質問があっても声をかけられません
また、随時、新人職員には声かけを行う事も良いと思います
ただし、声のかけすぎは本人の主体性を失わせる場合がありますにでバランスは保ちたいもにです
ゆとり世代、さとり世代の若者たちは今までの私たちの常識が彼らにとっては常識ではなくなってしまっているという事を前提に、良い部分を引き出してあげ、悪い部分が前に出すぎないよう、支援をしていく必要があると思います
ではでは、今日も1日頑張っていきましょう!