多くのキャリアを積もうと頑張っている
いくつもの資格を取得している
多角的に知識や情報を集めるようにしている
見た目にも配慮し、第1印象が良くなるよう努めている
etc...

・・なのに、いつも目立たないし、埋もれてしまっている感じがする
そのように感じている方は少なくないのではないでしょうか?

私も悩んでいる、その1人です
トークがあまり得意ではないため、いつも損している気がするのですよね(聴くのは得意なのですが・・)

そこで、ポイントの1つとなるのが「セルフブランディング」という考え方です

「あなたは他の人とはちょっと違うみたいだ」
と、ポジティブな評価をしてもらう事ができれば、一目置かれて、より良い信頼関係を構築できるようになるかもしれません


そこでオススメする書籍が松本健太郎さん著書の『あなたは他の人とはちょっと違うみたいだ セルフブランディングの教科書』(毎日新聞出版)です


セルフブランディングを成功させるための源泉は「「個」と「群」の両方を駆使して「誰から選ばれたいのか」を見極めること」だそうです


意味深な言葉ですね

最初から、誰からでも、皆から選ばれたいと思ってしまうと失敗してしまうのでしょうね

気になる方は、是非、手にとって読んでみて下さい

 

 

では、本題に戻します

このキャリアをテーマとしたブログの回では、現在、『図解 人的資本経営』(ディスカヴァー・トゥエンティワン、岡田幸士著)を参考書にして読み進めていっています

この人的資本経営という言葉、注目を集めているだけあって、関連本が多いのですが、内容が散らばっているというか、結局、何が必要なのだろうかというのが分かりにくいのですよね

そのような中、当参考書は、7つの領域、50の問い、そして図解を駆使しているということで、要点がまとまっていて分かりやすく、実践にも活かせる内容だと感じています

人的資本経営、一度、ちゃんと勉強していきたいと考えていましたので、良い機会かなと考えています

前回は、当参考書の核の部分、人的資本経営を考えていく上で重要な7つの領域の6つ目「どのように人が抱えるリスクを低減するか?」から、問い22「職場の安全をどのように担保するか?」について、確認していきました


★領域6の問23
「人に関するトラブルをどのようになくすか?」

人に関するトラブル=不正、の事になりますが、昨今の大きなトラブルと言えば、外資系生命保険会社で起こった金銭詐欺ではないでしょうか?

社員や元社員、約100人が、顧客500人から、計31億円を騙し取っていたという、トンデモ事件の事です

私たち会計人から言わせれば、お金に関しては1円でも悪さをすれば、いつか犯人は分かるという考えなので、このような状況になるまで放ったらかしにしていたというのは、会社自体に明らかな欠点があるとしか思えないです

会社で不正が起こるのには、3つの要素があると参考書に書かれています

A:動機
→本人が抱える問題や会社からのプレッシャーがある

例えば、本人が借金があるとか、会社からのノルマがあるとかが考えられます

B:機会

→不正をするチャンスや権限がある

意外と多いのが経理を統括している事務長クラスだったり、個々人に管理を任せているような契約形態だったり、が挙げられるかなと思います

C:正当化
→不正を正当化できる状況や本人の特性がある

例えば、経営者の親族だったり、今の給与に不満があるとか、弁が立つ人とか、があるかなと思います

そこで不正を防ぐ方法として、提案しているのが「北風と太陽のミックス」という考え方です

これはイソップ物語の1つ「北風と太陽」からの発想のようで、「力で強制するよりも、優しさや親切心で相手を動かす方が効果的である」という教訓を伝える物語がバックにある考え方です

北風的対処法が、内部統制フレームワークになります
内部統制の仕組みを整えましょうという事ですね

項目だけ並べると、下記の6つです
①統制環境
②リスク評価
③統制活動
④情報と伝達
⑤モニタリング
⑥ITへの対応

そして、太陽的対処法が、人間らしさを尊重した取り組みになります

これが、最初に挙げた不正が起こる3つの要素から逆発想で考え得た内容になります

①動機
→本人が抱える問題や会社からのプレッシャーをソフト面で解消する

経営者や、上司が職員一人ひとりと対話を行い、信頼関係を構築するという事が大切なのではないでしょうか?

②機会
→不正をするチャンスや権限をソフトの面で解消する

いわゆる属人化、一人事業主みたいな状況になっていないかという事です
こういう方って、後継(若手)を育成するのも極端に苦手だったりします

③正当化
→不正を正当化できる状況や本人の特性を把握し、解消する


会社側が職員の成果やそのプロセス、頑張りをちゃんと評価しているかどうか?

その仕組みが出来ているかどうかが大切なのではないでしょうか?


また、ある程度の労務管理上のルールや規則も、やはり必要になるでしょう


昨今は、法律の改正や、新しく追加されてくる法律も多いです

適時、対応していき、極端に遅れないようにしないといけません


さらに、その内容を職員らに教育、啓発も行っていかないといけないので、本当に大変です

しかし、大変だからと言って、放っておくと、事件が起こってしまうのです


今回の生命保険会社の事件は、明日の我が身(会社)だと肝に銘じて、一つひとつ取り組んでいきましょう!

 

 

ではでは、今日も一日、頑張っていきましょう!