今となっては長崎を代表する企業に成長した高田明さんかわ創業者のジャパネットグループですが、ジャパネットホールディングスの2025年12月期の見込売上高が発表されています
過去最高だった昨年の2,725億円をさらに超えて、約2,950億円となるようです
コロナ禍で通販の需要が高まっていましたが、今年は暑い夏が長かったという事でエアコンを中心とした家電製品の販売が好調だったとの事です
さらに『ジャパネットクルーズ』と称し、売り出しているクルーズ事業も好評かつ好調で売上を嵩増しする要因となっています
私もこのクルーズには参加してみたいなと常々思っているのですが、子どもが少し大きくなったら計画したく考えています
(通常でツアーの申込みをするよりは高くなりますが、そのプラン内容や付加サービスを総合的に見ると費用もだいぶ抑えられていると思います)
そして、昨年、オープンしたスタジアムシティですね
ピーススタジアムを本拠地とするV・ファーレン長崎が先日、J1昇格を決めました!
ハピネスアリーナを本拠地とする長崎ヴェルカは、B1リーグで今、総合1位を独走している状況です
ジャパネットクルーズの好調ぶりを反映するかのように2つの地元スポーツチームも躍動していて、長崎は今、最大の盛り上がりを見せているのではないでしょうか?
そこで、個人的な提案なのですが、スタジアムシティ、この際、おたくの集まる街にしてみませんか?
今年、開催されたポケモンGOのイベント集客、経済効果は凄かったし、中途半端に高級志向を目指すより、絶対、賑やかで新しい文化を発信できる場所になると思うのですが・・
長崎の未来を引っ張るリーダー的企業のジャパネットクルーズを今後も応援し続けますので、よろしくお願いします!
それでは、本テーマの方に戻ります
ドラッカー教授の考え方がまとめられている書籍を見ていると、時折、貸借対照表や損益計算書の読み方が大切だという内容が出てきます
数字を見るのは、誰でもできますが、その数字が何を意味しているのかという部分はある程度、訓練を重ねないと分からないものてす
そこで、現在、村上茂久氏著の『決算分析の地図 財務3表だけではつかめないビジネスモデルを視る技術』(ソシム)を新しい参考書として読み進めています
昨年から、新NISAが開始したという事もあり、投資手法が注目を集めていますが、どのような企業を選択して、投資すべきかという事を考える上でも参考になると思いますので、一緒に勉強していきましょう!
前回は、ROEを分解し、ストーリーを読み解いていくデュポン分析について、参考書の内容を元に確認していきました
同僚にデュポン分析って知っている?って聞いて、内容を教えてあげたら、良い意味で驚いて、さすがみたいな感じに言われました
知っていて損はない知識だと思います
ROAとは、総資産当期純利益率のことで、当期純利益を純資産で除する事で求める事ができます
ROAは、企業が保有する総資産(借入金含む)を使って、どれだけ効率的に利益を生み出しているかを示す財務指標になります
参考書の中ではROEから財務レバレッジを抜いたのがROAだと書かれています
ROEと同じようにROAを分解してみると下のようになります
ROA=売上高÷総資産×当期純利益÷売上高
売上高÷総資産=総資産回転率
当期純利益÷売上高=売上高当期純利益率
つまり、
ROE=総資産÷自己資本×売上高÷総資産×当期純利益÷売上高
ですから、
ROE=総資産÷自己資本×ROA
とも表せる事となります
この総資産÷自己資本こそ財務レバレッジの事でした
こうやって見ていくと、日本の企業のROEが低い理由は、単純に利益率が低いためというのが、現状では多いようです
ここ数年こそ、急激なインフレが起こり、大変な状況となっていますが、よくよく考えれば、3〜4年前に当ブログで取りあげた書籍のように、決して、物やサービスの値段が高かったという訳ではないのかもしれません
もちろん、実質賃金も上がっていないので、物やサービスの値段が安いと言われてもという感じではあるのですが、薄利多売てはなく、ちゃんと多くの利益が残せる値段設定が重要だという事ですね




