昭和の日に想う! | 播磨の甲斐遊記

播磨の甲斐遊記

 播磨の山間部で甲斐犬とともに自然を満喫しています。家族と楽しく梨栽培など色々なことを無理なく負担なく行っています。こんな環境に感謝しつつ、これからの歩みを遊記として綴っていきたいと思います。

「昭和の日」



読者の皆様 御機嫌よう

遅くなりましたが 今日は4月29日

昭和の日 国民の祝日 旗日であります


今朝は6時に起床し

玄関に出てみますと 玄関先には

既に国旗が掲揚され

一礼をしてから犬舎に向いました


一足先に起きた父親が掲揚したようで

もの静かな父親ではあるが

こうした旗日には積極的に

掲揚してくれる姿に感謝であります


さて今日の日

数年前は「みどりの日」と言われ

昭和の時代は天長節

昭和天皇の所謂 天皇誕生日でした


少々 一考する経緯があって

現在に至る昭和の日

昭和53年生まれでもある私

今日も通勤途中に昭和を様々に

考えさせて頂いた


昭和と言えば戦争があり暗黒の時代

そんな印象があり昭和の日と呼ぶことに

反対派の意見もあるようですが

私は違うと思います


戦争は確かにありましたが

あの激動の日々を経て

復興を遂げたのも昭和であり

あの戦前の精神 復興への精神を顧み

受け継ぐ我々が今後の日本の将来を思う

そんな日が年に一度ぐらいあっても良い 

そう思ったのが一番です


今でもよく覚えています この連休中

私が小学生の頃 祖父がしていたこと

それは大きなブリキの缶から

多数のアルバムを出し

縁側に座って写真に風を通していた事です


「おじいちゃんって昔 こんなんやったんや」

そうした身の話をしながら

戦地 戦友の写真は勿論 古い家の写真

近隣の風景と様々でした


一つ一つの写真に コメントが記され

祖父がしみじみ眺めていた姿が

今でも私の脳裏に残っている


赤いアルバムだったか

中程のページに白い紙を挟んで

納められていたのが昭和天皇の御真影

それはそれは大切に扱い

開戦の御詔書 終戦の御詔書と並び

「これは大切なものや」と

話してくれていました


私の両親は共働き

日中はいつも祖父母があり

様々に教えてもらい 育ててもらった

とりわけ祖母は優しくもあり厳しかった


学校で学んだ 簡単な近代史

そしてあの戦争 

私も日本は悪いことをしたと学ばされた口

そうした事を家で話せば

烈火の如く叱られた


おばあちゃんは 今の平和を得るために

満州へ行き お爺ちゃんらと一緒に

戦ったんでは無い

あんたらが言う 苦労 辛いは

屁みたいなものや


天皇陛下を護り 戦って何が悪いのか?

何を護るんや?天皇陛下が全てや


戦中 戦地で実子を2人亡くし

戦後 祖父の兄弟から

父を養子にもらって私がある


しかし泣き言を言ったり

国を恨んだりすることは

一切無かった祖父母


戦うしかなかった 誰が助けてくれるんや?

声を荒げて アマちゃんな私に

言い聞かせてくれた


そんな祖母も これまで記してきたが

認知症を患い 今では老人ホームで

生活を送っているが 

会えばお婆ちゃんらしい会話を

一方的にしています


私は祖父母らからの教えを大切にし 今

後も我が子らへと語り継ぎたいと思っている

本当に良い勉強をさせて頂きました

そして この連休中

祖母を家族揃って訪ねたい・・・・



☆今日もポチッとお願いします

にほんブログ村 犬ブログ 甲斐犬へ
にほんブログ村