「この人と出逢えて
本当に良かった!」
そんな方とは極力
ふたりきりでお会いして
会場にもこだわり、
美味しいお酒と肴を共にして
熱く語り合い、
充実した時間を楽しんでいます。
そんな方とのエピソードを
『ふたり酒』と題して綴っています。
お付き合いください。
5月15日(金)。
今日の私の『ふたり酒』のお相手は、
プロ野球・東北楽天ゴールデン
イーグルスの渡辺直人二軍監督。
ちょうど1年前の(13)章のゲストで
今回が2回目。
今年からプロ野球の
2軍(ファーム)リーグは
長年続いた従来の「イースタン」、
「ウエスタン」という2リーグ制から
1リーグ3地区制
東地区(5球団)
中地区(5球団)
西地区(4球団)
へと再編された。
これは移動負担の軽減と
新規球団の加入促進を目的とした再編で
これにより合計14球団による
「ファーム・リーグ」として
現在運営をしている。
渡辺直人(以下直人)が
監督として指揮を取る
東北楽天ゴールデンイーグルスは、
東地区に所属、
本日(5月15日)現在、45試合を消化
26勝16敗3分で
北海道日本ハムファイターズと
同率で首位につけている。
もちろんファームリーグの目的は
「若手の育成」が一番、
勝つことは二の次かもしれないが
負けるより勝った方が良い(笑)
今日もロッテ浦和球場で
千葉ロッテマリーンズ相手に
3対0の勝利。
その試合後、
「お疲れさん!ご無沙汰。」
そんな再会の挨拶と握手から始まった
今日の『ふたり酒』。
今日の会場は、
「 高麗房(こうらいぼう) 」
埼玉県さいたま市大宮区北袋町
2-424
TEL: 048(647)1060
JR京浜東北線「さいたま新都心駅」
東口徒歩12分
1年前の直人との『ふたり酒』の会場。
「さいたま」が地元の
このブログ(12)章の私の主治医、
湯澤久徳先生が
Jリーグ「浦和レッズ」の
選手御用達の良い店があるからと
紹介してくれたお店。
私もとても気に入ったものの
立地面で残念ながらその時以来、
1年ぶりの入店。
今回も直人の宿泊ホテルの立地を考え
この「高麗房」をセット。
私自身とても楽しみにしていた。
今日の逸品
最高級の部位「シャトーブリアン」
今一度、この店の紹介をすると
埼玉の老舗焼き肉店。
創業時より一貫として
A5の国産牛を使用。
全国の和牛産地から熟練職人が
確かな目利きによって厳選した
その時々の最高の部位の
仕入れを行い、
全ての素材に一切妥協せず、
素材本来の味を最高の状態で
提供している。
住宅街に「ポツンと1軒」
落ち着いた雰囲気の店内は
全て完全個室。
プライベートな空間で
周りを気にせず楽しめる
『ふたり酒』には
もって来いのお店。
前述のように直人とは1年ぶり。
ただこの間にこんな出来事があった。
毎年年末に開催している
私のライフワークの
「日本赤十字社活動資金チャリティ」の
イベントに、
直人は昨年自身の
ユニフォームとキャップを
オークション用に提供してくれた。
実はこれには後日談があり、
それが最初に送られて来た時には
直人のサインが入っていなかった。
当日のオークションの落札者からすれば
サインの有無は全く価値が違う。
主催者としても
参加者に喜んでいただく為にも必須。
そこで私は、
「直人、サインが入っていないよ~。
申し訳ないけど頼む!」
「スミマセン!分かりました。
自宅の方へ送っていただけますか?
すぐにサインをして
送らせてもらいます。」
そして後日、
その送られてきた荷物の中には
サインのされたユニフォームと
キャップの他に、
奥方のお手紙と共に仙台銘菓、
更に仙台名物の牛タンシチューが。
いったいどちらが
お願い事をしている立場なのか(笑)
そんな出来事があった。
私はこの直人の奥方には
以前よりとても感心している。
直人との付き合いは15年になるが
以来こんにちまで、
互いに季節の品のやり取りをしている。
私が送らせていただいた時には
本人からの連絡とは別に
いつも必ず奥方から
おざなりでない心温まるお礼状が届く。
中でも10年前、
私の家内が亡くなった時に
家内が大好物だった
山梨県の富士山麓、
「忍野村」で収穫された
匠こだわりの「トウモロコシ」を
送らせてもらった。
その時に私が添えた手紙に
「家内がこよなく愛した
トウモロコシを…。」
という文を記したところ、
その1年後、
再び送らせていただいた時の
奥方からのお礼状には
「奥様がこよなく愛された
トウモロコシを
大切にいただきます。」
実は直人の奥方とはこれまで
一度もお会いしたことはなく、
当然、亡き家内とも面識はない。
そんな相手が書いた一文を
しっかりと記憶に残し、
1年後にそれを引用した文章の
お礼状を出す。
中々出来る事ではない。
それを読んだ時に私は
至極感動をした。
亡き母がよく言っていた
「亭主を生かすも殺すも女房次第」
しっかりと直人を立てている。
現代の若者の夫婦関係には
当てはまらないとは思うが(苦笑)
直人と私のお付き合いの信頼度が
より増すというもの。
余談だが、
直人の奥方の出身地は秋田県。
我が家の長男の嫁も
私の義兄の嫁も秋田県。
みんな「秋田おばこ」(笑)
私が現在の会社へ入社して
初めて担当した地方出張も
秋田県だった。
今日の『ふたり酒』。
「僕はホント『野球オタク』
なんですよ。」
この自己分析に背くことなく
熱く野球を語る直人。
現在のチーム事情や
今後の自分自身について、
しっかりと分析をしたり
自分の考えを語る。
ただ彼の話を聞いていると
人をきちんと思いやり、
客観的に物事が見られる。
ふと、考えてみると、
現在私がお付き合いをしている
プロ野球人はみな、
このタイプが多い。
だから私とも長い付き合いが
続いているのかもしれない。
ただ、これまでには、
そんなタイプばかりではない。
既に「人間関係の卒業」をした
私からすると「勘違い」の
プロ野球人も何人か…。
(苦笑)
そして本日の締め、
このところ私が
プロ野球関係者に遊び心で聞く
「あなたが選ぶベストナイン」
直人にも聞いてみた。
すると直人は、
「萩原さん、僕は自分と
一緒に戦ったチームメイトだけで
選ばせてもらっても良いですか?
もっとビッグネームや
記録的には凄い選手が
いるとは思いますが
同じチーム内で
普段の練習やゲーム前の準備、
そんなチームメイトだけが知る
選手のルーティンまで考慮した
ベストナインを選びたいです。」
「直人らしい」と思いながら
もちろん私にその異論はない。
『渡辺直人監督が選ぶ
チームメイトベストナイン』
投 手:岸 孝之 (楽天)
捕 手:嶋 基宏 (楽天)
一塁手:中村 剛也 (西武)
二塁手:藤田 一也 (横浜・楽天)
三塁手:中村 紀洋 (横浜)
遊撃手:小坂 誠 (楽天)
左翼手:栗山 巧 (西武)
中堅手:秋山 翔吾 (西武)
右翼手:鉄 平 (楽天)
D H:山崎 武 (楽天)
( )内の所属球団は
直人が所属していた同時期に
その選手が所属していた球団
そして私の問いかけにはない
「DH」まで直人は選出してくれた
(笑)
東北楽天ゴールデンイーグルス、
横浜DeNAベイスターズ、
埼玉西武ライオンズ、
そして再び楽天と
現役生活15年、
「松坂世代」の直人。
実はその間、
交換要員で破談にはなったが
オリックスバファローズが
横浜にいた当時の直人に
トレードを申し込んだ逸話がある。
(本人は知らなかったが・笑)
直人は所属したそれぞれの球団全てに
愛着を感じていると言う。
そんな3球団から選んだ
ベストナイン。
正直、私からすると
「えっ」と思う選手もいたが、
前出の和田一浩氏や相川亮二監督も
かつてのチームメイトを選んでいる。
極め付きは、
以前、西村徳文元監督に
同じ質問をした時、
「ピッチャーは伊良部秀輝ですね。
(後のヤンキース他)
僕のポジション・センター、
つまりピッチャーの真後ろから
見た彼の球は、それは凄かった!
あれだけのパワーピッチャーは
そうはいません。
味方で良かったと思いました。」
西村徳文氏が活躍した年代からして
当時のパ・リーグには
もっと大物投手が
いくらでもいたはず。
しかし同僚という立場から
身近に見て、
同じプロ野球選手としての凄さを
実感しているのだろう。
私のような素人の選出とは
レベルが違う(笑)
今日も最後にベストナインで
盛り上がった『ふたり酒』。
直人は明日も千葉ロッテ戦。
今日もしっかり4時間、
「気合のガソリン」を
たっぷり入れてもらった(笑)
(ハイボール9杯づつ)
今回もまた実に充実した
『ふたり酒』だった。
次回の舞台は直人の地元「仙台」、
そんな約束をして別れた。
【 追 記 】
これまでこのブログの読者何人もから
こんな質問を受けています。
「お酒を呑みながらの会話、
しかも長時間。
お相手が話された内容、
ベストナインや数字的な事まで
相手が言った事を
よく覚えていて書けるなぁ~と
感心していますが、
『ふたり酒』の最中に
録音やメモを取られて
いるのでしょうか?」
お答えします。
私はただの一度も録音やメモを
取ったことなどありません。
なぜならば、
私はこのブログを書く為に
『ふたり酒』をしているわけでは
ありません。
大切な方と「サシ」で向き合い、
美味しい酒肴を取りながら
熱く語り合うことが目的で、
その充実したひと時を、
又、相手が語った
私の心に強く残ったことを
差しさわりのない範囲で
ここに書き残したいという
想いからです。
つまりこのブログの公開は、
私に取って「後付け」。
ですから、2人の貴重な時間の最中に
「録音」や「メモ」などの
余計な行為は相手に失礼ですし、
私に取って意味のない事です。
と、かっこいい事を言いましたが、
3人以上で呑んだお酒の時には
覚えていない事が
最近加齢からか?
多々あります(笑)
その違いはなぜか?
自分でも分かりません。
ただ言えることは、
私は老若男女問わず
『ふたり酒』が好きで、
3人以上でワイワイ呑む「宴会酒」は
あまり好みません(汗)
(私は3人以上で呑むお酒を
「宴会酒」と称しています)

























