北アルプス黒部源流 薬師沢小屋釣行① | ナチュラルドリフト62

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フライで渓流魚を釣る!

9月13日(金)有峰林道料金所の岐阜側は閉鎖中。富山側のゲート、開門の6時前には約30台ぐらいが並んでいた。1,900円を支払い林道に入った。
3連休前の平日、何とか登山口の近くに駐車出来た。疲労した帰路の事を考えると、この位置はかなり助かる。
太郎平小屋まで登り4時間。木道が整備されている区間は快適だけど、森林区域の道が掘れてる部分や、木道が崩壊してる部分など、ガレ場はかなり体力を消耗する。
太郎平を過ぎ、木道の左手を下ると薬師沢へ…この先は一本道、迷う事は無い。
休息と給水を小まめに、体力を温存しながら先へ進む。釣りをする体力を残しておかなければ…。薬師沢への急な下りでは軽く痙攣、すぐにクスリと給水を…。
6時間で薬師沢小屋へ到着。受付では当日の夕食をキャンセルして自炊にした。これは5年前に来た時の教訓…。その時、となりになったテンカラ氏の話で「薬師沢の淵でイブニングに尺が出た」との話。小屋で夕食を食べているとイブニングが出来ない。初日の食料くらいなら充分ある。
とりあえずロッドを繋いで本流を下る。5年前に反応が良かった区間を釣ってみた。
いきなり最初のポイントで小さなイワナが釣れた。小さいけれどかなり嬉しい。魚体は黒部のイワナらしからぬ普通のニッコウ系の感じ…。
次に出た26センチ。なかなか引いてくれた。
日差しが山影に隠れ気温が一気に下がる…そこで小屋に一旦引き返し、イブニングに備えた。テラスでは到着した登山客が既に一杯やっていた。
イブニング。薬師沢を少し小屋から遡った淵でライズしていたイワナ。サイズは20センチ弱ってところ。尺の影は見えなかった…。
この日はほぼマシュマロパラシュートアントで通した。
夜は疲れと少しのアルコールで爆睡。明日の本番に備えた。
なかなか混んでいる。2つの寝具で3人が就寝。