前回の釣行から中2日。忍野へ向かう途中、芝川キャッチ&リリース区間へ寄り道…。平水以下になったようだ。ウェーダーを積んでいたので「やっちゃおうか?」とも考えたけど、この時期芝川は田植えの季節。日中濁りが入る可能性も考えて忍野へ急いだ…。
漁協駐車場前から釣り始めた。僅か3日前には寒さに震えて撤収→温泉まで考えていたのに、日が差すとポカポカ陽気に…季節は一気に初夏。
浮いている魚影に20番ミッジをキャストすると、いきなり喰ってきた。ググッとうねるヤマメの引き!
まあまあのサイズ…コレが序章だった。次に小さなレインボーが、水底から引っ手繰るように喰ってきた。まあ、反応は良し!
今日も18~20番のCDCミッジ、カディスが主役。フライのサイズによって反応が違う。ティペットは0.3号で充分だった。
駐車場を水族館上に変えて下流へ…水門には既にルアーマンがいた。さらに下流を目指したが、どこのポイントも釣り人で一杯。
おー!令和の富士だ。
正午過ぎからS字へ…既にいくつかライズしていた。ロールキャストでダウンクロスにフライを流す…。
相変わらず花びらが流れてきて、どうにもフライが見にくい…喰ったかな?と思った瞬間にあわせたところ…ググッとヤマメの引き!放流された魚体で尾ビレが丸くて29センチ…惜しい。鰭が回復すれば尺だな。
それにしても、ヤマメばかりが釣れる。どうやらこの2日間に放流があったようだ。同じポイントで釣っても釣ってもライズが続く…しかも型が揃っている。もはやパラダイス…。
もう充分満足…さあ帰ろうと駐車場へ向かう途中。自衛隊橋から見ると水門のポイントが空いていたので、少しだけやって置こうか…とキャストして見ると…。いきなりのナイスサイズ。もしかしてこの間釣ったヤマメ?…計測してみたら33センチ。どうやら別のヤマメみたい。
そこから、ほぼワンキャスト、ワンヒット状態に…。そのポイントには一日中ルアーマンがいたので、フライにスレていなかったのかな?
それにしても、恐るべし忍野…。忍野って魚がスレきって極細ティペットが必要となっても、新たな放流によってスレてないサカナが補充される。今日は良い時に当たったのか?帰り際、ルアーの子供に「釣れた?」と聞いたところ「ダメ」とガックリとしていた…。今日みたいなフライにとってはパラダイスデーにボウズとは…釣りを嫌いにならないで欲しいなぁ…。