ときぺです!

EUROPE好きすぎて、まわりにファンどころか知ってる人もいなくて、もうただ誰かに聞いてほしくて書きました!

宣言までしてね...笑。



私あのバンドロゴが大好きでいつもEUROPEって書いちゃうけど、正式な表記はEuropeなんですかね?(たぶん...)

なのでレビュー内はEuropeで統一します。




Europe(幻想交響詩)



Vocals : Joey Tempest
Guitars : John Norum
Bass : John Leven
Drums : Tony Reno


1983年3月14日

Produced by EUROPE / Thomas Erdtman & Eric Videgard



01. In The Future To Come
02. Farewell
03. Seven Doors Hotel
04. The King Will Return
05. Boyazont
06. Children Of This Time
07. Words Of Wisdom
08. Paradize Bay
09. Memories


北欧メタルの始祖と云われる所以の1stデビューアルバム。
こもりがちな音と溢れる初々しさからまさに荒削りという言葉をイメージするけれど、ルーツゆえか妙に若者らしからぬ渋さも感じる。
この路線は次作に続くものの、一気に垢抜ける2ndではいくらかポップさが増して影のある雰囲気は隠れるので、1stが好きな人は1stだけ好きな場合が多い。
後追いの立場から見るとこの1枚だけ異質ではある。
3rdからはサウンドも大きく変化していくけれど、Voの歌唱力も上がっていく。
さらに40年の時を経てもスルメ。
前身のForce時代からこれだけのモノを持っているのだから、その先の成功はもはや必然と感じる。
アートワークは神秘的で美しい。
あと邦題考えた人、天才。


個人的好み:★★★★

ポップさ :★★

スルメ度 :★★★★



  01. In The Future To Come


Lyric : J.Tempest

Music : J.Tempest


The Final Countdownにひけをとらないインパクトのあるイントロとギターソロが特徴。

私が初めて聴いたEuropeの曲なので、初期Europeといえばこの曲を思い浮かべる。

気持ちの良い疾走感があり、最初から最後までセンスの塊。

Europeの字余り的な詞の嵌め方が好きなんだけど、これはちょっと詰め込みすぎてもはや早口言葉。


  02. Farewell


Lyric : J.Tempest

Music : J.Tempest


70年代風ロックを感じさせる渋めのギターがかっこいい曲。

メロディーがキャッチーで耳に残りやすくとっつきやすいロックナンバー。


  03. Seven Doors Hotel


Lyric : J.Tempest

Music : J.Tempest


おそらくThe Final CountdownCarrieの次に有名なEuropeの代表曲。

印象的なピアノのイントロに始まり、最後までドラマティックな展開で、この世界観にハマった人が多いのも納得。

完成度の高い構成で、ギターソロも秀逸。


  04. The King Will Return


Lyric : J.Tempest

Music : J.Tempest


若者らしからぬ哀愁たっぷりな佳曲。

けして地味にならず、ストーリーがきれいにまとまっていて、聴けば聴くほど味わい深い。

1stの中で個人的に特に好きな1曲。

Force時代のライブ音源ではタイトルがSave The Kingdomとなっていて、サビ以外の詞が違っている。


  05. Boyazont


Lyric : J.Tempest

Music : J.Tempest / E.Meduza


ギターインスト。

やや単調な前半から怒涛の後半へ。

だらだら続くこともなく、ここにこの2分ちょいのインストが入ることで本作をぐっと引き締めている。


  06. Children Of This Time


Lyric : J.Tempest

Music : J.Tempest


美しく流れるようなメロディーが聴いていて心地よく、きれいにまとまっている曲。


  07. Words Of Wisdom


Lyric : J.Tempest

Music : J.Tempest


哀愁漂うイントロが好き。

初期からEuropeのメロディーの秀逸さがよくわかる曲。

メロディアスなバラードかと思いきや、サビはやたらキャッチー。

ギターソロ聴くと、ああもう!ノーラム先生!って叫びたくなる。(ナゾ)


  08. Paradize Bay


Lyric : J.Tempest

Music : J.Tempest


2ndの路線への流れを感じさせる、さわやかなロック。

寒々しい北欧の空気を感じる。

終始ギターがかっこいい。ソロも個性的で好き。

#7同様サビがキャッチー。

古臭いのか新しいのかよくわからないフックの効いた曲。(ほめてますよ)


  09. Memories


Lyric : J.Tempest

Music : J.Tempest


1stのシメにふさわしく、まさに幻想的なメロディー際立つ色鮮やかな曲。

典型的なハードロックらしい展開ながら随所にEuropeらしさが見えて、Europeの方向性を示している。

ライブでのアレンジがこの曲の魅力をさらに引き出していて心底震える。

生で聴いてすごく好きになった曲。







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